7月30日、東京オリンピック・女子サッカー準々決勝が各地で行われた。
スウェーデン対日本の試合では、3-1でスウェーデンが勝利した。試合開始早々の7分にエリクソンに先制を許した日本だったが、23分に長谷川唯のクロスに田中美南が合わせて同点に追いつく。だが、後半に入り53分にブラクステニウスに追加点を許すと、さらに68分には3点目となるPKを献上。日本は最後まで懸命にゴールを狙うも追いつくことはならなかった。
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オランダ対アメリカでは、オランダが大エース、フィビアンネ・ミーデマの得点で先制する。だが、アメリカもサマンサ・ミュイス、リン・ウィリアムズの活躍で前半のうちに逆転。しかし、53分には再びミーデマが決めてオランダが追いつく。さらに80分にはオランダがPKを獲得し、すわ勝ち越しかと思われたが、ここはアメリカNo.1GKのアリッサ・ネイハーが値千金のPK阻止。延長戦にもつれ込むと、最後はPK戦でネイハーが2度阻止してアメリカが勝利、激戦のすえ準決勝に進出した。
イギリス対オーストラリアは3-4と壮絶な打ち合いに。35分にケネディのゴールでオーストラリアが先生すると、イギリスのホワイトが57分、66分に続けざまに叩き込んで逆転。だが、試合終了間際にエース、サム・カーの得点でオーストラリアが追いつくと延長戦に突入。103分、106分にオーストラリアがリードすると、イギリスはホワイトが一点返しハットトリックを達成したものの、ここで力尽きた。
カナダ対ブラジルの一戦はスコアレスのままPK戦にもつれ込み、最後は4-3でカナダがPK戦を制して準決勝進出を決めている。
この結果、準決勝ではオーストラリア対スウェーデン、そしてアメリカ対カナダが8月2日に決勝進出、そしてメダル確定を懸けて激突する。