スポーツウェア大手のアディダスは3月8日(日本時間9日)、フランスで行われる2019年FIFA女子ワールドカップ(女子W杯)の優勝チームに所属する全ての選手が、男子の優勝チームの選手たちと同額のボーナスを受け取ることになると発表した。同社は発表の際に"Equal pay for equal play"(同じプレイに同じ報酬を)をモットーに掲げた。
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同社役員のエリック・リートケ氏は「我々が壁を打ち破ることによって、次の世代を担う若い女性アスリート、クリエイター、そしてリーダーたちに影響を与え、奮い立たせることができると確信している。2019年女子W杯では、優勝チームに所属するアディダスの契約選手全員が、男子の優勝チームの選手と同額のボーナスを受け取ることになる」と声明の中で述べている。
この発表が行われたのは奇しくも米国女子サッカー代表チームに所属する28人の選手全員が、米国サッカー協会に対して性差別の訴えを起こしたと報じられたのと同じ日だった。
訴訟はチームの報酬、練習環境、遠征、治療などの全ての面において、男女間で不平等があると訴えている。
女子サッカーW杯は6月7日から始まり、米国代表チームは大会連覇を目指している。
(訳:角谷剛)
元記事:Adidas plans bonus for Women's World Cup winners equal to male counterparts
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※記事はIOC公式サイト『Olympic Channel』提供
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