Bリーグ第7節 栃木ブレックスvs滋賀レイクスターズ 展望:ホーム連戦突入の栃木

2018-11-03
読了時間 約2分

試合日程

・11月3日 17時05分 ブレックスアリーナ宇都宮
・11月4日 15時05分 ブレックスアリーナ宇都宮

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秋田ノーザンハピネッツとレバンガ北海道とのアウェイ戦で3連勝した栃木ブレックスは、今週末から来週末にかけてホーム5連戦を迎える。

最初の相手は、一昨季アシスタントコーチとしてB1制覇に貢献したショーン・デニスHCが率いる滋賀レイクスターズ。現在6連敗中と苦戦しているものの、アウェイで川崎ブレイブサンダースを破るなど、決して力のないチームではない。

滋賀のディオール・フィッシャーとガニ・ラワルは、いずれもヨーロッパでの素晴らしい実績を持つビッグマン。ジャンプシュートのうまいフィッシャー、インサイドでの得点力が持ち味のラワルをいかにスローダウンさせるかは、栃木がディフェンスで最優先しなければならない要素になる。2人の合計で40得点以上を奪われるような状況になった場合、栃木はかなりの苦戦を覚悟しなければならない。

また、狩野祐介と高橋耕陽の3ポイントショットも要警戒。特に狩野は今季全試合で最低1本決めており、新潟アルビレックスBB戦で勝った際には5本決めている。高橋はここまで15.9%の成功率と予想外の低調も、一度リズムに乗れば15得点以上奪っても決して驚かない。この2人を今季の平均よりも低い20得点以内に抑えられれば、栃木はディフェンスで試合をコントロールできる可能性が高まる。

滋賀としては、ベンチから出てくる二ノ宮康平がクイックネスを武器に自身やチームメイトの得点機会を作るシーンを増やせば、狩野や高橋がオープンでシュートを打てる。また、フィッシャーとラワルをいいリズムでプレーさせるには、伊藤大司の堅実なゲームメイクも必要だ。ハーフコートの展開にできる限り持ち込み、ディフェンスの頑張りで平均82.6得点の栃木を75得点以下に抑えられるかにも注目。デニスHCが「栃木はディフェンスを中心に試合を作るチーム」と語るように、滋賀のターンオーバーが原因の速攻やアーリーオフェンスで失点することは、極力減らさなければならない。

栃木のライアン・ロシターとジェフ・ギブスのフロントラインはいずれも機動力があり、インサイドでもアウトサイドでも得点を奪える。フィッシャーもラワルもインサイドのディフェンスはいいものの、アウトサイドでの対応が苦手なタイプ。2人ともファウルトラブルに陥りやすく、10試合中5試合はどちらかが第1クォーターで2つコールされていることからすれば、ロシターとギブスがドライブでアタックするシーンが増えても不思議でない。

滋賀は平均40.2リバウンドがB1全体で2番目に多いため、栃木の強みであるセカンドチャンスで優位に立てない可能性もある。しかし、B1最少の平均7.1ターンオーバーという堅実さを発揮し、ボールをしっかりと動かしてオープンショットを打つ機会が増やすことができれば、80得点以上を奪うことは十分に可能。田臥勇太と遠藤祐亮が戦列に復帰した場合、アシスト数は今季の平均21.4本を上回る数字も期待できる。

現時点におけるチームの成熟度やホームで戦えることからすれば、栃木の優位は否めない。滋賀は10月20日に競り勝った北海道同様、70得点台の決着に持ち込みたいところだろう。


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