11月15日、読売ジャイアンツは広島東洋カープからトレードで加入した長野久義と契約を締結。入団会見を行った。その様子が球団公式ウェブサイトで公開された。背番号は「7」に決まった。
5シーズンぶりの巨人復帰となった長野は、「すごく楽しみです。今はやる気に満ちあふれています。慣れ親しんだ(巨人の)ユニホームですが、ルーキーのように頑張りたいと思います」と意気込みを語り、「しっかりと体を作り直して、キャンプインに万全の状態で臨めるようにトレーニングします。キャンプでアピールすることが大事だと思います」と視線を来シーズンに向けた。
会見に同席した原辰徳監督は、「本日、めでたく、また『ジャイアンツ長野』登場、ということになりました。なぜか背番号「7」があって、これも偶然でなく必然であった、というふうにも思っています」と話し、「ベテランなので、ある種、教育的立場からの目線があってしかるべき。いいものを出してほしいし、レギュラーになってもらうことが一番の教育だと思います」と期待を口にした。
長野は2009年ドラフト1位で指名受けホンダから巨人に入団した外野手で、2018年オフに丸佳浩の人的補償として広島へ移籍した。巨人へは2018年シーズン以来の復帰となる。
通算1505試合の出場で打率.281(5136打数1445安打)、157本塁打、590打点、97盗塁の成績を残している。