6月22日（日本時間23日）に行われたNBAドラフト2023でサンアントニオ・スパーズに全体1位で指名されたビクター・ウェンバンヤマが、今夏のFIBAバスケットボールワールドカップ2023を欠場する意向を明かした。
『AP』によると、ウェンバンヤマは母国フランスの『L'Equipe』紙で「今後待ち受ける多くのイベントのために、この夏は体を準備するためにささげると決めた」と話している。
「これはワールドカップを欠場するという意味だ。難しい決断だった。多くの人の助言が必要な決定だった。でも、フランス代表と自分にとって最善の決断だと心から信じている」
APは、ウェンバンヤマが「成長という点で非現実的であり、健康という点では賢明ではないだろう」と述べたと伝えている。
「フランス代表はずっと自分のキャリアの中心だ。フランス代表でできる限りのタイトルを勝ち取りたい。でもそのためには、この夏は必要な犠牲なんだ」
FIBAワールドカップ2023は、フィリピン、日本、インドネシアで8月25日から9月10日まで開催。グループフェーズでグループHのフランスは、カナダ、ラトビア、レバノンとインドネシア・アリーナ（ジャカルタ）で対戦する。