ブルックリン・ネッツのカイリー・アービングが11月19日(日本時間20日)、メディアのインタビューでユダヤ人コミュニティに謝罪した。チームから出場停止処分を科されているアービングだが、20日(同21日)のメンフィス・グリズリーズ戦から復帰する可能性がある。
アービングはツイッターに反ユダヤ的な内容を含むドキュメンタリー映画のリンクを投稿。その後のメディア対応で反ユダヤの信念を持っているかを明言することを拒んだことを受け、球団から最低5試合の出場停止処分を科された。
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処分は4日(同5日)のワシントン・ウィザーズ戦から適用され、アービングは17日(同18日)のポートランド・トレイルブレイザーズ戦までネッツの8試合に出場していない。
処分期間中、アービングはNBAコミッショナーのアダム・シルバーやネッツのオーナーであるジョー・ツァイと面談したことが報じられている。シルバーやツァイは、アービングが反ユダヤの信念を持っていないとの考えを示した。
アービングは『SNY』で「最初に投稿してからの自分の行動をとにかく深く謝罪したい。考える時間がたくさんあった。でも、まず自分が取り組みたいのは、もしもやり直すことができるのなら、ユダヤの親族や兄弟姉妹たちとの密な関係を癒し、修復したい」と述べている。
ネッツは19日(同20日)、翌日のグリズリーズ戦に向けた故障者情報で、アービングを「クエスチョナブル」(不確か)としている。