9月26日(日本時間27日)、2022-23シーズンに向けて行われたボストン・セルティックスのメディアデーで注目を集めたのが、チームポリシーに違反したとして1年の活動停止処分を科されたイメイ・ウドカ・ヘッドコーチが不在だったことだ。
ウドカHCに対する処分からわずか数日。セルティックスのバスケットボール運営部代表を務めるブラッド・スティーブンズは、新シーズンでアシスタントコーチのジョー・マズーラが暫定ヘッドコーチとして指揮を執ることを発表した。
昨季、優勝まであと2勝に迫ったセルティックスだが、2022-23シーズンの展望だけにシンプルに集中することができなかった。リーダーシップを巡る問題や、直近の出来事がシーズンに向けた準備にどう影響するかという問題に直面したからだ。
セルティックスの選手たちは、次のように反応している。
ジェイソン・テイタム
FIBAワールドカップでジェイソン・テイタムがウドカHCと強力な関係を築いたことは、2021年にセルティックスが同HCを招へいした大きな理由だった。
テイタムはほかの多くの選手たちと同じく、とりわけニュースのタイミング、そして昨季を通じて築いてきた勢いを考え、難しい時期だと述べている。
「みんな同じだと思うけど、処理すべきことはたくさんある。予想外のことだった。特に今季を迎えるにあたり、昨年のことから期待感があり、様々なことをやろうとしているところだからね。
「正直、とんでもないことだ。みんなと同じで、とにかく明日から練習が始まるので、まだ処理しようとしているところだよ」
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ジェイレン・ブラウン
同じくウドカHCとはアメリカ代表チームからの関係であるジェイレン・ブラウンは、指揮官に処分が下されるとのニュースが先週報じられて以降、話をしていないと明かした。
ほかの選手たちと同じ気持ちだというブラウンは、この状況を乗り越え、チームがこれからできることを話そうとしてきたと述べている。
「僕たちみんなが起きたことにショックを受けている。少し混乱しているよ。僕たちやチームのメンバーにはあまり多くの情報が共有されているわけじゃないんだ。だから本当にコメントできないんだよ…」
「本当に誰も情報がないので、物事がどうなるはずだったかとか、どういうプロセスだったかとか、本当にコメントするのが難しいんだ。だから、ベストを尽くして前に進むのが僕らにできる最善だ」
マーカス・スマート
セルティックスに長く在籍し、昨季の年間最優秀守備選手賞を受賞したマーカス・スマートは、このニュースにとても率直に答えた。『Sports Illustrated』のクリス・マニックス記者によると、スマートは「地獄だったよ」と報道陣に述べている。
スマートは「みんなと同じで僕らも不透明な中にいるんだ。ここ数日は混乱だったよ」と話した。