2月19日(同20日)にオハイオ州クリーブランドのロケット・モーゲージ・フィールドハウスで行われたState Farmオールスター・サタデーナイトのAT&Tスラムダンク(ダンクコンテスト)は、昨年に続いて出場したニューヨーク・ニックスのオビ・トッピンが優勝した。
今年のダンクコンテストに出場したのは、トッピンとコール・アンソニー(オーランド・マジック)、フアン・トスカーノ・アンダーソン(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)、ジェイレン・グリーン(ヒューストン・ロケッツ)の4選手。
1本目はアンソニーが同じくNBA選手だった父グレッグのニックスのジャージーを着て、さらに父親の革靴を履いて臨み、グリーンはパートナーがボードサイドに当てたボールを空中でキャッチしてのダンクに挑戦。意表をつく試技だったが、なかなか思うように成功できなかった。
その中で決勝ラウンドに進出したのは、トスカーノ・アンダーソンとトッピンだった。前者は1本目にチームメイトのアンドリュー・ウィギンズを飛び越えてのダンクを叩きこむなど、合計87点を記録。トッピンは人を飛び越えてからボールを背後で持ち替えてのダンク、さらに2本目はボールをボードに当ててから股を通しての後ろ向きダンクで合計90点をマークした。
決勝はトスカーノ・アンダーソンが1本目にひじをリングに入れるダンクを狙ったが、思ったように決まらず39点。2本目はコーナーのコート外から自ら放ったボールを拾ってのダンクを試みたが、完成させることができなかった。
一方、トッピンも1本目はレッグスルーからボードにボールを当ててからのダンクを狙ったが2回失敗。3回目に技を変えて得点をあげたが、2本目で再び同じ技に挑戦。今度は成功させ、合計92点として優勝を果たした。
【動画】2022年のダンク王はオビ・トッピン|NBAオールスター2022