パウ・ガソルの名前はロサンゼルス・レイカーズの歴史に永遠に刻まれることになる。3月7日(日本時間8日)、ガソルの永久欠番セレモニーが行われた。
ガソルの背番号16はレイカーズ史上13人目の永久欠番となった。元チームメイトのコービー・ブライアントも2017年に背番号8と背番号24が永久欠番となっている。
ガソルは『ESPN』で「自分の永久欠番は彼のおかげによるところが大きい」と話した。
ガソルは2008年から2010年まで3年連続のNBAファイナル進出を果たしたレイカーズでブライアントと素晴らしいコンビネーションを形成し、2回の優勝を経験している。
永久欠番セレモニーが行われたこの日、レイカーズが対戦したのはメンフィス・グリズリーズ。2001年のNBAドラフトでガソルを全体3位指名し、そのキャリアをスタートさせたチームだ。
カリフォルニア州ロサンゼルスのクリプトドットコム・アリーナで行われたセレモニーの夜を見てみよう。
パウ・ガソルの永久欠番セレモニー
素晴らしい夜を前に、ガソルはレイカーズのファンに感謝を述べていた。
試合前には報道陣に対し、「本当にあらゆる期待や夢を上回ることだ。自分にとってすごく意味のあることだからね」と話している。
「もちろん、コービー(のジャージー)もあそこに掲げられている。だからさらなる意味があり、さらに強力なことなんだ」
レイカーズはすべてのファンがそれぞれガソルのジャージーを手にできるようにしていた。
セレモニーを前にアリーナ入りするガソルの様子はこちらだ。
ジミー・バトラーはシカゴ・ブルズでチームメイトだったガソルをたたえるべく、クリプトドットコム・アリーナに駆けつけた。
バトラーは「もちろん、パウのためにここに来たんだ。僕のブラザーであるパウ、おめでとう。大好きだよ。すごくふさわしい。もうすぐ殿堂入りだ」と述べている。
そして訪れた素晴らしいその瞬間。ガソルのジャージーはブライアントの隣でお披露目された。
デレック・フィッシャー、サーシャ・ブヤチッチ、ラマー・オドム、メッタ・ワールドピースなど、ガソルの元チームメイトたちも多くが出席した。
ハーフタイムのスピーチで、ガソルはブライアントに言及し、いかに大切なチームメイトであり、友人だったかを話している。
「私を成長させ、刺激し、より優れた選手、そしてより良い人間になるように自分を導いてくれた兄弟でした」
「本当に私たちの多くがそうであるように、私も彼のことをとても恋しく思っています」
ガソルのスピーチ全編はこちらから。
原文:Sights and Sounds from Pau Gasol's Lakers jersey retirement in Los Angeles