グリズリーズのモラントがウォリアーズとの第3戦で右ひざを負傷

2022-05-08
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NBA Entertainment

メンフィス・グリズリーズのジャ・モラントが5月7日(日本時間8日)、ゴールデンステイト・ウォリアーズとのウェスタン・カンファレンス・セミファイナル第3戦で、第4クォーター途中に右ひざを痛め、残り6分19秒交代してプレイを終えた。

モラントは第4Qにルースボールを競った際、ジョーダン・プールにつかまれた右ひざを痛め、残り6分19秒に交代した。『AP』は、プールが「ダブルチームにいき、僕がボールに触れて取りにいった。もちろん、誰にもケガはしてほしくない。僕はそういう選手じゃない」と述べたと報じている。

「僕はどの選手のこともリスペクトする。もちろん、彼が良くなって、次の試合で見られることを願う」。

APによると、試合後にモラントは報道陣にコメントせずにアリーナを後にしたとのこと。ただその後、ツイッターで該当場面の動画を投稿し、"broke the code"(掟破り)と添えている。投稿はその後削除された。

「掟破り」は、ウォリアーズのスティーブ・カー・ヘッドコーチが、第2戦でギャリー・ペイトン二世が負傷したのを受け、ファウルしたディロン・ブルックスのプレイを「ダーティー」(汚い)と評して批判した際に用いた表現だ。

ペイトン二世は左ひじの骨折で靭帯や筋肉にもダメージがあり、球団は最低2週間の離脱と発表している。グリズリーズの選手たちやテイラー・ジェンキンズHCは、ブルックスのプレイは「ダーティー」ではないと擁護していた。

APによると、ジェンキンズHCは今回のモラントの負傷を受け、「診断されているところだ。それ以上のことは何もない。我々もリプレイを見たばかりだ」と述べている。

「プールは彼のひざをつかみ、引っ張った。それが引き金になって何かしらのことが起きた。だから、どうなるのか非常に興味がある」。

第2戦でペイトン二世に対するプレイがフレイグラントファウル2と判定され、退場となったブルックスは、1試合の出場停止処分を科されて第3戦で不在だった。

第3戦は142-112でウォリアーズが勝利し、シリーズを2勝1敗とした。第4戦は9日(同10日)、チェイス・センター(カリフォルニア州サンフランシスコ)で行われる。

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