マーベリックスのドンチッチがプレイオフ平均得点でジョーダンに並ぶ

2022-05-03
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NBA Entertainment

5月2日(日本時間3日)に行われたウェスタン・カンファレンス・セミファイナル第1戦、ダラス・マーベリックス対フェニックス・サンズの一戦で、マーベリックスのルカ・ドンチッチは止まらなかった。

マーベリックスは114-121で敗れ、初戦を落とした。だが、ドンチッチは45得点をあげている。

ドンチッチは3ポイントショット11本中4本成功を含むフィールドゴール30本中15本成功、フリースロー14本中11本成功で45得点をマークした。ほかにも12リバウンド、8アシストを記録している。45得点は今季のプレイオフでマイアミ・ヒートのジミー・バトラーと並ぶ最多タイの数字だ。

だが、ドンチッチはそれ以外にも記録となる数字を残した。

まず、ドンチッチはコービー・ブライアント以来となる若さでプレイオフにおける45得点&10リバウンド超を達成した。さらに、プレイオフでの40得点超は、23歳以下の選手では最多となる6度目。ラリー・バードやトレイシー・マグレディといったレジェンドや、数々の現在のスーパースターたちを上回る数字だ。

また、ドンチッチはこの日の45得点でプレイオフ通算の1試合平均を33.4得点とした。これはマイケル・ジョーダンと並ぶ数字だ。サンズとのシリーズでドンチッチがこれだけの得点力を続けていけば、ジョーダンの数字を上回ることになる。

ドンチッチは初のポストシーズンで1試合平均31.0得点を記録した。2度目のプレイオフは、ロサンゼルス・クリッパーズとの7試合で平均35.7得点をあげている。そして今季のユタ・ジャズとのファーストラウンドでは、平均29.0得点だった。

また、ドンチッチはプレイオフのわずか16試合で通算500得点を記録した。これはジョーダンに続いて少ない試合での達成となる。

ポストシーズンの平均得点で歴代15位以内の現役選手は、ドンチッチのほかに、ケビン・デュラント、レブロン・ジェームズ、ドノバン・ミッチェル、アンソニー・デイビス、ブランドン・イングラム、デビン・ブッカー、ステフィン・カリー、ニコラ・ヨキッチだ。

プレイオフ平均得点ランキング

順位 選手 平均得点
1 マイケル・ジョーダン 33.4
2 ルカ・ドンチッチ 33.4
3 アレン・アイバーソン 29.7
4 ケビン・デュラント 29.4
5 ジェリー・ウェスト 29.1
6 レブロン・ジェームズ 28.7
7 ドノバン・ミッチェル 28.3
8 アンソニー・デイビス 27.3
9 エルジン・ベイラー 27.0
10 ブランドン・イングラム* 27.0
11 ジョージ・ガービン 27.0
12 デビン・ブッカー 26.8
13 ビリー・レイ・ベイツ**  26.7
14 ステフィン・カリー 26.6
15 ニコラ・ヨキッチ 26.4

*イングラムはこれまでプレイオフ出場6試合

** ベイツはプレイオフ出場6試合

原文:2022 NBA Playoffs: Luka Doncic joins Kobe Bryant and Michael Jordan in the record books(抄訳)

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