複数の報道によると、カイリー・アービングが3690万ドル(約50億1840万円/1ドル=136円換算)のプレイヤーオプションを行使することを決めたようだ。
最初に報じた『The Athletic』によると、アービングは「世界を動かし続けるのは普通の人間だけど、僕らを明日へと導くのは、あえて違う存在であろうとする人だ。僕はオプトインすると決めた。秋に会おう」と話したという。
アービングはツイッターで「自分が何者か分かっている」とつぶやいていた。
『AP』は、ネッツとの4年総額1億3700万ドル(現在のレートで約186億3200万円)の契約の最終年を迎えるアービングが、フリーエージェント解禁前に延長契約を結ぶ可能性や、ネッツがトレードする可能性もあるかもしれないと報じた。
アービングは2021-22シーズン、ニューヨーク市のCOVID-19(新型コロナウイルス)ワクチン接種義務を巡り、ホームゲームの大半に出場することができず。レギュラーシーズン出場29試合にとどまり、平均27.4得点、5.8アシストを記録した。
アービング、ケビン・デュラント、ジェームズ・ハーデンのトリオで優勝候補の一角とも言われたネッツだが、ハーデンはシーズン途中でベン・シモンズと引き換えにフィラデルフィア・76ersへトレード。チームはプレイイン・トーナメントを経てプレイオフに進出したが、ファーストラウンドでボストン・セルティックスにスウィープ(4連勝)された。