2024年にバスケ殿堂入りの資格を手にする候補は?

2023-08-13
読了時間 約2分
(NBA Getty Images)

8月12日(日本時間13日)、ネイスミス・バスケットボール・ホール・オブ・フェイム(以下、殿堂)が、マサチューセッツ州スプリングフィールドで2023年のバスケットボール殿堂入り式典を行った。

2023年は数々の記録やトロフィー、称賛を手にしてきたダーク・ノビツキー、ドウェイン・ウェイド、トニー・パーカー、パウ・ガソル、ベッキー・ハモンといった歴代のレジェントたちが殿堂入りしている。

2024年の殿堂入り候補は、名声という点で2023年ほどではないかもしれない。それでも、殿堂入りの健闘にふさわしい候補者たちはいる。

『スポーティングニュース』では、2024年に殿堂入りの資格を得る候補者たちをまとめた。

2024年に殿堂入りの資格を得る候補

ビンス・カーター

NBA史上最もしびれる選手のひとりだったカーターは、2024年に殿堂入りの資格を得る。

カーターは1999年の新人王を受賞し、オールスター選出8回、オールNBA選出2回。NBA最長となる22シーズンで通算2万5000得点超をあげ、歴代トップ20入りを果たした。

ジョアキム・ノア

ノアはNBAでの13シーズンで、センターとして最高のディフェンダーのひとりとして知られた。

2014年にシカゴ・ブルズで年間最優秀守備選手賞を受賞し、オールディフェンシブチーム選出は3回。オールスターにも2回選ばれ、年間最優秀選手受賞のシーズンにオールNBA入りも果たしている。

また、ノアは2006年と2007年にフロリダ大学でNCAA全米連覇を成し遂げた。

タイソン・チャンドラー

同じくセンターのエリート級ディフェンダーだったのが、NBAで19シーズンを戦ったチャンドラーだ。ウェイド、レブロン・ジェームズ、クリス・ボッシュを擁したマイアミ・ヒートを倒し、2011年のNBAで優勝したダラス・マーベリックスの主力だった。

翌シーズンに年間最優秀選手賞を受賞したチャンドラーは、オールディフェンシブチーム選出3回。また、ニューヨーク・ニックスでオールスターとオールNBAにも選ばれている。

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ジャマール・クロフォード

クロフォードはルー・ウィリアムズと並び、NBA史上最多となる3回のシックスマン賞を受賞した選手だ。

相手にとって致命的で流れるようなボールハンドリングと得点力で知られたクロフォードは、2003年から2017年までのキャリア全盛期に平均16.7得点を記録した。

なお、クロフォードは50得点超をあげた選手としてNBAの最年長記録(39歳20日)を持つ。

カイル・コーバー

コーバーはNBA史上有数の3ポイントシューターだ。NBAでの17シーズンで3ポイントショット成功率42.9%を記録した。

アトランタ・ホークス時代にオールスターに選ばれたコーバーは、4シーズンでリーグ最高の3P成功率を記録。1シーズンでリーグ最多の3P成功数をマークしている。

通算では3P成功2450本を記録し、歴代5位につけている。

マービン・ウィリアムズ

NBAで15シーズンを戦ったウィリアムズは、堅実なロールプレイヤーだった。ホークス、ユタ・ジャズ、シャーロット・ホーネッツで長年スターターを務め、2007年から2012年までのピークに平均12.1得点、5.4リバウンドを記録している。

ノースカロライナ大学時代にはNCAA選手権で全米優勝を果たし、2005年にアトランティック・コースト・カンファレンス新人王に選ばれた。

2024年に殿堂入りの資格があるその他の候補

Basketball-Reference』によると、すでに資格を持つ選手で殿堂入りする可能性は以下のとおりだ。

  • Larry Foust(94.2%)
  • チャウンシー・ビラップス(84.4%)
  • ショーン・マリオン(75.6%)
  • アマレ・スタウダマイアー(72.9%)
  • ショーン・ケンプ(38.5%)

原文:Who is eligible for the Basketball Hall of Fame next year? Full list of players for 2024 ceremony(抄訳)