76ersがモーリーとの延長契約を発表 「リーダーシップを非常に評価」

2023-12-15
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(NBA Entertainment)

フィラデルフィア・76ersは12月15日(日本時間16日)、バスケットボール運営部代表のダリル・モーリーと2027-2028シーズンまでの複数年の延長契約を結んだことを発表した。

契約内容の詳細は公表されていない。

76ersのマネジングパートナーであるジョシュ・ハリスは、「スポーツ界有数のフロントオフィスエグゼクティブであり、彼のリーダーシップを非常に評価しています」と話した。

「延長契約で合意することができてうれしく思います。NBAタイトルを競う可能性を最大化するためにともに働くのが楽しみです」

2020年11月2日(同3日)に運営部代表に就任したモーリーは、最初の3シーズンで勝率65.3%と球団最高の記録に貢献した。2023-2024シーズンの76ersは開幕から16勝7敗。リーグ4位タイの成績だ。

運営部の全般的な分野を監督するモーリーは、最近では2023年11月1日(同2日)に7選手やドラフト1巡目指名権2つなどが絡む三角トレードを実現させた。今季を迎えるにあたっては、76ers歴代26人目のヘッドコーチとして、NBA優勝と年間最優秀コーチ賞受賞を経験したニック・ナースを招へいしている。

モーリーは「ハリスやデイビッド・ブリツァーの揺るぎないサポートと信頼に感謝したいと思います。フィラデルフィアに優勝をもたらせるよう、我々は責任をもって一緒に取り組んでいます」と述べた。

「私はこの球団、そして私や家族がファンやこの街と築いてきた関係が大好きです。ここ以上にこの旅を続けたいと思うところはありません」

76ersは2022-2023シーズンに3シーズン連続のプレイオフ進出を達成。モーリーの就任以降、毎年カンファレンス・セミファイナルに進出している2チームのひとつだ。レギュラーシーズンでは54勝28敗と、球団にとって2000-2001シーズン以来の成績を残した。

モーリーはヒューストン・ロケッツと76ersでの17シーズンで810勝489敗という成績。勝率62.4%は1000試合超を経験したNBAエグゼクティブで歴代4位の数字だ。2007年から2023年まで、モーリーのチームは一度も勝率5割を切っていない。9シーズンで50勝超を達成し、12シーズンでプレイオフに進出している。