ポートランド・トレイルブレイザーズとNBA Gリーグは4月26日(日本時間27日)、ブレイザーズがGリーグのチームの所有・運営権を取得したことを発表した。新チームはノースポートランドのポートランド大学キャンパスにあるチャイルズ・センターで戦う。
2023-2024シーズンにデビューの予定で、同シーズンのGリーグは過去最多の31チーム制に拡大される予定。チームの名前やブランド、フロントオフィスやコーチングスタッフの人選などは、今後発表される予定となっている。
Gリーグのシャリーフ・アブドゥル・ラヒーム会長は「ジョディ・アレンとブレイザーズ経営陣をGリーグファミリーに歓迎できてうれしく思います」と話した。
「NBAチームの育成要求に応じていくべく、Gリーグは成長を続けています。本日の発表は、リーグが日々NBAに提供している価値をさらに証明するものです。来季、チャイルズ・センターでチームがティップオフするのを見るのを待ち遠しく思っています」
ブレイザーズのジョー・クローニンGMは「ここポートランドに属するチームでGリーグに参加し、選手育成への取り組みを戦略的に強化することは、球団にとって非常に重要でした」と述べている。
「特に、コミュニティ全体における支柱であり続ける一方、選手のみならず、意欲的なコーチやスタッフの育成にも役立つチームを来季に向けて準備することを優先としてくれたアレンに感謝したいと思います」
NBAの2022-2023シーズンを終えたブレイザーズのロスターには、Gリーグ経験者が9名いた。2001年のGリーグ発足以降、ブレイザーズは過去2シーズンの13選手を含め、合計で20選手を加えている。育成や負傷からのリハビリで27選手にGリーグを経験させてきた。