5月25日(日本時間26日)、FTXアリーナ(フロリダ州マイアミ)で行われたNBAプレイオフ2022イースタン・カンファレンス・ファイナルのボストン・セルティックス対マイアミ・ヒート第5戦は、93-80でセルティックスが勝利し、シリーズを3勝2敗としてNBAファイナル進出に王手をかけた。
今シリーズ初の連敗を喫したヒートは、ホームコートアドバンテージを失った。27日(同28日)にTDガーデン(マサチューセッツ州ボストン)で行われる第6戦で負ければシーズン終了となる。
この日、3ポイントショット5本中1本成功を含むフィールドゴール18本中4本成功の13得点、6リバウンド、4アシスト、2スティール、1ブロックだったジミー・バトラーが、試合後に報道陣の質疑に応じた。
――試合が最も重要なものとなり、自身のベストの状態でありたいと望む時期だが、シーズンの疲労もある。明らかに本来の自分たちではない様子の中で、どのように押し通そうとしているか?
ショットを落としすぎた。何より、後半は守備で精神的に集中を切らすことが多かった。前半はまずまずのプレイだったと思うけど、彼らに勝つには前後半ともしっかりプレイしなければいけない。
――セルティックスはペイント内に選手を入れているが、攻撃面で自分たちが望むことにどう影響している?
ショットを決めなければいけないけど、パスを信頼することも必要だ。そうじゃなくなっている時があると思う。オープンな選手が打つべきだよ。一度にペイント内に3、4、5人といる時もあるからね。ペイントに入ってキックアウトすれば、いつでもショットを決められると、とにかくパスを信頼しなければいけない。
――前回の試合後に質問した時、関係ないと言っていたのは分かっているが、ひざの炎症はいつ感じ始めた?
正直、どうでもいいんだ。試合に出るなら、もっとうまくやらなければいけない。僕たちが勝つ助けとなる方法を見つけなければいけない。それができていない。僕は大丈夫だ。ひざはOKだよ。とにかくもっと良くならなければいけない。言い訳無用だ。
――ボストンでの第6戦で勝てるという自信になっているものは?
どんなことでも可能というのに加えて、僕らは自分たちにそれができると知っているんだ。本当に良いバスケットボールができること、そういうプレイをしてみせるということを分かっている。次のボストンでの試合からそれを始めなければいけない。でも、僕はとにかく、自分たちが勝てると分かっていると思う。
――後半の守備の乱れについて話していた。攻撃での苦戦が守備に影響していると感じるか?
僕らはシーズンを通じてずっとそうだった。ショットを決めていないと、誰のことも守れない。僕は何度もそう言ってきた。ショットを決められるように願っているけど、たとえ決められなくても、相手を止める方法を見つけなければいけない。そちらを心配するのではなく、正しくバスケットボールをプレイすれば、ショットは決まると知っている。
次の試合でショットを決められるかどうかにかかわらず、決めるには守るしかないんだ。