ロサンゼルス・レイカーズのフロントオフィスの決定に、レブロン・ジェームズが大きく影響するのは、よく知られていることだ。フリーエージェントとの契約でも、トレードやヘッドコーチの任命でも、ジェームズの意見は重視される。
2023-2024シーズンのレイカーズは、スロースタートながら力強くフィニッシュし、プレイイン・トーナメントを経てウェスタン・カンファレンスの第7シードを手にした。だが、シーズンを救うには至らず、NBAプレイオフ2024ではデンバー・ナゲッツに1勝4敗と屈し、ファーストラウンド敗退となった。
シーズンが終わり、レイカーズはダービン・ハムHCを解任。フロントオフィスの上層部は、新たな指揮官を探しているところだ。新HCはジェームズが加入してから4人目の指揮官となる。
そして、直近で候補として名前があがっているのが、最近ジェームズとポッドキャストを始めたJJ・レディックだ。
JJ・レディックはレイカーズの新ヘッドコーチになるのか?
『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者によると、レイカーズは次のヘッドコーチとしてレディックに「照準を定めている」という。
直近の報道にもかかわらず、レディックは解説を務めるNBAファイナルに集中している。元NBA選手でアナリストに転身した彼は、6月中旬にNBAファイナルが終わってから、うわさについて話すようだ。
レディックはNBA関係の媒体で著名な存在であり、『ESPN』での解説の仕事のほか、自身のポッドキャスト『The Old Man and the Three』や、ジェームズとのポッドキャスト『Mind the Game』も持つ。
元NBA選手のRashad McCantsは、ジェームズがレディックをレイカーズの「コーチにする」ことを目的にポッドキャスト『Mind the Game』がつくられたと主張している。
原文:JJ Redick to Lakers rumors: Former NBA player to address 'frontrunner' report after 2024 NBA Finals(抄訳)
翻訳:坂東実藍