サンズのデュラントが通算得点の歴代10位に浮上 マローンを上回ってトップ10へ

2023-12-02
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(NBA Entertainment)

フェニックス・サンズのケビン・デュラントが12月1日(日本時間2日)、NBA通算得点記録で歴代トップ10入りを果たした。通算1003試合目の前半終盤に2万7410得点とし、モーゼス・マローンを上回っている。

デュラントは第2クォーター残り50.3秒、ウィングからレジー・ジャクソンを相手に力強いドライブを仕掛け、右手のショットを決めて記録を達成した。

サンズでのフルシーズンとしては1年目となる通算16シーズン目の今季、デュラントは平均31.3得点、フィールドゴール成功率51.8%、3ポイントショット成功率49.3%、フリースロー成功率89.6%と、自己ベストに近い数字を残している。

デュラントは通算平均27.3得点をあげており、2014年にMVPを受賞したシーズンは平均32.0得点をマークした。11月21日(同22日)のポートランド・トレイルブレイザーズ戦で、エルビン・ヘイズを上回り、通算得点の歴代11位に浮上したばかりだった。

通算得点ランクで次に待つのは、2万8289得点の9位カーメロ・アンソニー。さらに8位シャキール・オニールも2万8596得点とさほど遠くない。デュラントが健康と現在のペースを維持した場合、1月中にアンソニーの記録が射程距離となり、約10試合後にオニールの記録も見えてくる。

原文:Kevin Durant enters top 10 all-time scoring leaderboard, passing Moses Malone(抄訳)
翻訳:坂東実藍