ロサンゼルス・レイカーズの次期ヘッドコーチ候補に3人の名前が挙がっているようだ。
『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者によると、フランク・ボーゲルの後任にはダービン・ハム、ケニー・アトキンソン、テリー・ストッツが最終候補に挙がっているという。次の段階は、ロサンゼルスで行われる面談と伝えられている。
レイカーズはボーゲルがヘッドコーチに就任した年の2019-20シーズンに優勝。その後の2シーズンは苦戦を強いられ、2021年にはプレイオフ1回戦でフェニックス・サンズに敗れ、2021-22シーズンは優勝を期待されながら、プレイイン・トーナメントにすら進出できなかった。
このオフシーズンに対処すべき問題が多々あるが、レブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスがロスターにいる限り、レイカーズへの期待は引き続き高いままだろう。
レイカーズの次期ヘッドコーチは誰になるのか
ダービン・ハム
ハムは8シーズンをNBAでプレイし、デンバー・ナゲッツ、インディアナ・ペイサーズ、ワシントン・ウィザーズ、ミルウォーキー・バックス、アトランタ・ホークス、デトロイト・ピストンズに所属した。
2008年にアルバカーキ・サンダーバーズ(現Gリーグ クリーブランド・チャージ)のアシスタントコーチとして初めてコーチに就任。2010-11シーズンには、同チームのヘッドコーチを務めた。
2011~13シーズンにはレイカーズのアシスタント、2013~18シーズンにはホークスのアシスタントを務め、現在はバックスのアシスタント(2018年~)を務めている。
ケニー・アトキンソン
アトキンソンは、2008年からNBAでコーチを務めている。主にアシスタントコーチとして活躍。2016年から2020年にかけて再建中のブルックリン・ネッツでヘッドコーチを務め、2018-19シーズンにはネッツは42勝40敗でプレイオフ出場を果たした。
アトキンソンとネッツは、4シーズン目にお互いに袂を分つことに合意。彼はその後、ロサンゼルス・クリッパーズとゴールデンステイト・ウォリアーズでアシスタントを務めている。
テリー・ストッツ
ストッツは、これまで3つの球団で指揮を執っており、最終候補者の中で最もヘッドコーチの経験がある。一番の成功は、ポートランド・トレイルブレイザーズを8シーズン(2012-21)連続でプレイオフ進出に導いたことだ。その8シーズンのうち5シーズンは1回戦で敗退したが、2018-19シーズンには約20年ぶりにウェスタン・カンファレンス・ファイナル進出を果たした。
ヘッドコーチとして517勝をあげているストッツは、勝利数で歴代35位につけている。
原文:Lakers head coach rumors: Darvin Ham, Kenny Atkinson, Terry Stotts finalists to replace Frank Vogel(抄訳)