マーク・キューバンが現状やオリンピック開催について語る

2020-03-20
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約1週間前、NBAの世界はCOVID-19(新型コロナウイルス)にひっくり返された。直後には、その他のスポーツ界も同様にひっくり返された。ユタ・ジャズのルディ・ゴベアがCOVID-19の検査で陽性反応と分かってすぐ、NBAはシーズンを停止。アメリカのその他プロスポーツリーグも続いた。

ダラス・マーベリックスのオーナー、マーク・キューバンはすぐ、シーズン停止で収入を失う本拠地アメリカン・エアラインズ・センターの従業員たちの給与を埋め合わせるとした。さらに、非営利団体に10万ドル(約1100万円)以上の寄付もしている。世界の多くの人たちと同じように、彼もまたNBAやその他のリーグが近いうちに再開できることを願っているのだ。

3月18日(日本時間19日)、『CNBC』の番組「Squawk Box」に出演したキューバンは、ウイルスによる隔離が終わった後にスポーツこそが国が立ち直る助けになる共通の要素になると考えていると述べた。

キューバンは「NBA、NHL、MLS、MLB、フットボール…すべてが本当に再開する時に、我々は自分たちのチームに興奮し、コミュニティとして団結すると思う」と述べた。

「スポーツはその時に人々を再び団結させる重要なメカニズムとなる。だからそのことにはワクワクするよ。ただ、現時点でバスケットボールは私が考える最後のことだ」。

「でも、みんなが家にいる間に人々を励まし続けられるよう、マーベリックスを使って自分たちにできる限りのことをしている」。

また、7月に東京で開幕予定のオリンピックについて、キューバンは「団結し、熱狂し、祝福するための方法として、我々みんながスポーツを使うんだ」と、世界にとって重要だと述べた。

「アップル社やグーグル社が過去最高の四半期業績を上げたとしても、誰もパレードはしない。だが、チームが優勝すればパレードをする」。

「だから、オリンピックで国として、アメリカという我々のチームとして団結できることを願う。それは素晴らしいことだろう。みんなが家から出て、一緒に祝福するんだ」。

原文:Mark Cuban says sports will be 'vital' to bringing communities back together by NBA.com(抄訳)​


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