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オールスター先発に選ばれた選手の今季の活躍|NBAオールスター2024

2024-01-29
読了時間 約4分
(Getty Images)

1月25日(日本時間26日)、インディアナ州インディアナポリスで開催されるNBAオールスター2024に先発出場する各カンファレンスのスターターが発表された。

ファン投票、選手投票、メディア投票の合計スコアによって選出された10選手が今季どのようなシーズンを送っているのかチェックしておこう。

イースタン・カンファレンス先発選手

ヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)

スタッツ:平均31.0得点、11.7リバウンド、6.2アシスト、1.3スティール、1.1ブロック

2度MVPに輝いているアデトクンボは東のトップ投票でチームのキャプテンに任命された。今季もMVP級の活躍を見せており、バックスはシーズン途中のヘッドコーチ交代劇などがありながらも、現在東の2位という好順位をキープしている。現地12月13日には球団新記録&自己最多を更新する64得点の大活躍を見せた。

ジョエル・エンビード(フィラデルフィア・76ers)

スタッツ:平均36.0得点、11.4リバウンド、5.8アシスト、1.1スティール、1.8ブロック

昨季のMVPであるエンビードは平均36.0得点で現在リーグの得点王だ。ジェームズ・ハーデンがチームを抜けたあとも、タイリース・マクシーとの強力なコンビで76ersは快進撃を続ける。現地1月22日のサンアントニオ・スパーズ戦では球団新記録&自己最多を更新する70得点を記録。3ポイントショットはわずか2本中1本成功での高得点ゲームで、インサイドでの圧倒的な支配力を見せつけた。

ジェイソン・テイタム(ボストン・セルティックス)

スタッツ:平均26.8得点、8.4リバウンド、4.3アシスト、1.0スティール、3P成功率36.4%

リーグトップのボストン・セルティックス(35勝11敗)からはエースのジェイソン・テイタムが選出された。ドリュー・ホリデーとクリスタプス・ポルジンギスの加入で、自身のオフェンス面を多少犠牲にするというアジャストを見事にこなし、優勝候補の一角として注目されるセルティックスを攻守でけん引している。

タイリース・ハリバートン(インディアナ・ペイサーズ)

スタッツ:平均23.6得点、4.1リバウンド、12.6アシスト、1.1スティール、3P成功率40.0%

11月から12月にかけて行われたNBAインシーズン・トーナメントでチームを決勝戦まで導く大活躍を見せたハリバートンは、東の投票においてファン、選手、メディア全てで1位となった。平均12.6アシストは2位のトレイ・ヤングに1.8も差をつけてのリーグトップ。ハリバートンはターンオーバーが少ないことも特徴的で、現地12月29日のシカゴ・ブルズ戦では21得点、20アシスト、0ターンオーバーという圧倒的なプレイメイク能力を見せた。

デイミアン・リラード(ミルウォーキー・バックス)

スタッツ:平均25.3得点、4.3リバウンド、6.8アシスト、1.1スティール、FT成功率92.2%

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長年エースを務めたポートランド・トレイルブレイザーズからバックスに移籍したリラードは、ヤニスという絶対的存在のいるチームということもありこれまでと役割が大きく変化している。しかし、平均得点は試投数は大きく落ちているものの、試合終盤に強いクラッチ力は健在だ。試合のこり5分、5点差以内というクラッチタイムにマークしている通算98得点は、ステフィン・カリーの139得点に次ぐリーグ2位だ。

ウェスタン・カンファレンス先発選手

レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)

スタッツ:平均25.0得点、7.5リバウンド、7.6アシスト、1.3スティール、3P成功率39.9%

リーグ史上最多となる通算20度目のオールスター選出を果たした西軍のキャプテンであるレブロンは、39歳でリーグ最年長でありながらも衰えを見せない。3ポイントショット成功率39.9%は自身のキャリアで2番目に高い数値だ。現地1月27日のダブルオーバータイムまでもつれたゴールデンステイト・ウォリアーズとの大熱戦では、36得点、20リバウンド、12アシストをマーク。史上最年長での30得点超トリプルダブルを達成している。

ニコラ・ヨキッチ(デトロイト・ピストンズ)

スタッツ:平均26.3得点、12.0リバウンド、8.9アシスト、1.1スティール、0.9ブロック

2020-2021、2021-2022シーズンのMVPであるヨキッチは、センターでありながらもリーグ4位の平均アシスト数を記録しており、今季13回のトリプルダブルはリーグトップ。パス回数の3335本も断トツでリーグ1位で、ナゲッツの芸術的なオフェンスの原動力となっている。

ケビン・デュラント(フェニックス・サンズ)

スタッツ:平均28.5得点、6.4リバウンド、5.7アシスト、1.2ブロック、3P成功率45.4%

デビン・ブッカーとブラッドリー・ビールともにスーパースタートリオを結成したデュラントは、38試合とその3人の中で最も安定して出場している。スポットアップシューターとは違ってボールを持つことの多い選手でありながらも3P成功率45.4%でリーグ4位という驚異の数字をマーク。35歳ながらも、まだまだリーグ屈指のスコアラーとして君臨している。

ルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス)

スタッツ:平均34.4得点、8.6リバウンド、9.4アシスト、1.4スティール、3P成功率37.5%

西のガードトップ当選は平均得点でリーグ2位、アシストでリーグ3位にランクインするドンチッチだ。カイリー・アービングとの強力デュオ体制でマーベリックスを支えている。現地1月26日のアトランタ・ホークス戦では現役NBA選手最多となる73得点を記録。歴代でもウィルト・チェンバレンやデイビッド・トンプソンと並ぶ4位タイという偉業を達成している。

シェイ・ギルジャス・アレクサンダー(オクラホマシティ・サンダー)

スタッツ:平均31.1得点、5.6リバウンド、6.4アシスト、2.2スティール、0.8ブロック

25歳のシェイは2度目のオールスター選出で初めての先発メンバー入りを果たした。現在サンダーは強豪ひしめくウェスタン・カンファレンスで1位の成績(32勝14敗)を記録しており、今季の大躍進チームのひとつだ。彼の魅力はその突破力で、平均ドライブ回数23.0、ドライブからの平均16.7得点は共にリーグ1位。さらに平均スティール数でも現在堂々1位となっている。