NBAファイナルの1試合最多記録：得点・リバウンド・アシスト・スティール・ブロック

(NBAE via Getty Images)

NBAファイナル以上の舞台はない。

バスケットボール界最大のスターたちは、NBAファイナルで最も印象的なパフォーマンスを見せてきた。優勝して歴史を更新するのみならず、一部の偉大な選手たちはNBAファイナルの記録を樹立・更新することで歴史をつくってきたのだ。

NBAファイナルにおける1試合の得点・リバウンド・アシスト・スティール・ブロックの最多記録には、レジェンドたちの名前が連ねられている。

『スポーティーングニュース』が、NBAファイナルにおける主要スタッツの最多記録を振り返った。

NBAファイナルの1試合最多得点記録

NBAファイナルにおける1試合最多得点は、エルジン・ベイラーの61得点。NBAファイナルで50得点超を達成したのは、ベイラーを含め7選手だ。最近ではヤニス・アデトクンボが記録した。

NBAファイナルにおける1試合最多リバウンドは、1960年と1962年にビル・ラッセルがマークした40リバウンド。この記録の24位までのうち、ラッセルとウィルト・チェンバレン以外の名前はひとつのみ。ラッセルとチェンバレンを除き、30リバウンド超を達成したのは、ネイト・サーモンドだけだ。

NBAファイナルにおける1試合最多アシストは、1984年にマジック・ジョンソンが記録した21アシスト。NBAファイナルの試合で20アシスト超を達成したのはジョンソンしかおらず、通算3回達成している。

**ファイナルでの最多アシスト**
順位	選手	アシスト
1	マジック・ジョンソン	21
2	マジック・ジョンソン（2）	20
3	マジック・ジョンソン（2）、ボブ・クージー（2）、ウォルト・フレイジャー	19
4	ジェリー・ウェスト	18
5	マジック・ジョンソン（3）、デニス・ジョンソン、ロバート・リード	17

NBAファイナルにおける1試合最多ターンオーバーはジョンソン。1980年のNBAファイナル第5戦で10ターンオーバーだった。

**ファイナルでの最多ターンオーバー**
順位	選手	ターンオーバー
1	マジック・ジョンソン	10
2	マジック・ジョンソン	9
3	マジック・ジョンソン、レブロン・ジェームズ（2）、ステフィン・カリー、マヌ・ジノビリ、ドレイモンド・グリーン、ケニオン・マーティン、アキーム・オラジュワン、ガス・ウィリアムズ	8

NBAファイナルにおける1試合最多スティールは、ロバート・オーリーの7スティール。ちなみに彼が優勝した回数と同じ数字だ。2位には6スティールで7選手が並び、最近ではケビン・ラブが記録している。

**ファイナルでの最多スティール**
順位	選手	スティール
1	ロバート・オーリー	7
2	モーリス・チークス、ジョン・ハブリチェック、ケビン・ラブ、スティーブ・ミックス、ラジョン・ロンド、アイザイア・トーマス、ドウェイン・ウェイド	6

NBAファイナルにおける1試合最多ブロックは、ドワイト・ハワードがマークした9ブロックだ。二桁ブロックを達成した選手はまだいない。

**ファイナルでの最多ブロック**
順位	選手	ブロック
1	ドワイト・ハワード	9
2	ティム・ダンカン、パトリック・ユーイング、アキーム・オラジュワン、シャキール・オニール、ビル・ウォルトン	8
3	ティム・ダンカン（2）、アンドリュー・バイナム、パトリック・ユーイング、アキーム・オラジュワン、デニス・ジョンソン	7
4	カリーム・アブドゥル・ジャバー、パトリック・ユーイング、パウ・ガソル、サージ・イバカ、ラシード・ウォーレス	6

NBAファイナルにおける1試合最多フィールドゴールは、ベイラーとリック・バリーの22本となっている。20本超を達成したのは、彼らを含めて7選手だけだ。

**ファイナルでの最多フィールドゴール成功**
順位	選手	FG成功
1	エルジン・ベイラー、リック・バリー	22
2	マイケル・ジョーダン、シャキール・オニール、ジェリー・ウェスト	21
3	ウィルト・チェンバレン、ラッセル・ウェストブルック	20

あまり驚きはないかもしれないが、NBAファイナルにおける1試合最多3ポイントショット成功記録は、ステフィン・カリーの9本だ。カリーはそれ以外のファイナルの6試合でも7本成功させている。

**ファイナルでの最多3ポイントショット成功**
順位	選手	3P成功
1	ステフィン・カリー	9
2	レイ・アレン	8
3	ステフィン・カリー（6）、レイ・アレン、デビン・ブッカー、ダニー・グリーン、カイリー・アービング、マイク・ミラー、スコッティー・ピッペン、ダンカン・ロビンソン、JR・スミス、ケニー・スミス、クレイ・トンプソン	7