3月11日(日本時間12日)、NBAは新型コロナウイルスの影響でシーズンを停止することを発表した。今後の試合が中止となるのか、延期となるのか、はたまた無観客で開催されるかなど、明確な答えはまだ出ておらず、現在リーグ内で協議が行なわれている。
そんななか、当事者であるNBA選手たちはリーグの発表を受けて、ソーシャルメディア上で様々な反応を見せている。
シーズン停止に対するNBA選手たちの反応
現在ワシントン・ウィザーズでプレイする八村塁と、メンフィス・グリズリーズでプレイする渡邊雄太もそれぞれツイッターに驚きの声を投稿している。
コービー・ブライアントの事故死から1か月半あまりというタイミングで起きた新たなショッキングな出来事に、ルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス)やレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)のように、2020年のこれまでの出来事を嘆く選手も少なくない。
試合、学校、仕事などいろいろとキャンセルになっているけど、本当にキャンセルしたいのは2020だな!🤦🏾♂️. ここ3か月は本当に辛いものとなっている。どうかみんな安全に🙏🏾
さらに、当日のニューヨーク・ニックス対アトランタ・ホークスの試合に出場したビンス・カーター(ホークス)は今季限りでの引退を明言しており、もしこのままシーズンが再開しない場合は、これが引退試合となる可能性がある。その可能性を受けて、ルー・ウィリアムズ(ロサンゼルス・クリッパーズ)はカーターを称賛するツイートを投稿している。
カーター本人も「不思議な夜だったけど、22年間の旅路で出会った全ての人々に感謝します。もしこれで本当に終わりなら、長年のサポートをみんな本当にありがとう」と投稿した。
ボストン・セルティックスのジェイレン・ブラウンは、シーズン停止が発表される前から、新型コロナウイルスに対して予防するよう促す投稿を続けていた。
このウイルスの感染を遅めることの手助けは誰にでもできることだ。
自分は大丈夫かもしれないが、ほかの病気と戦いながらこの危険に晒されている年配者がいることを忘れないでほしい。
病院や医療システムにも限度というものがある。自分だけのことではないことを忘れずに、ぜひ予防策を!