NBAドラフト2024が終了し、各チームはNBA2024-2025に向けた戦力補強に動き始めた。
すでにいくつかの大型トレードが発生している。さらに現地7月1日(日本時間2日)からはフリーエージェント(FA)との交渉も解禁され、多くの契約がトレードされる時期だ。今年は新たな労働協定(CBA)のルールで、NBAファイナル終了後に自チームとのFAとは交渉可能であることから、例年よりも動きが早い印象だ。
ここでは報道された契約やトレードの詳細をまとめていく。
※指名権のみのトレードはドラフトまとめをチェック。
2024年オフシーズンの契約・トレードリポート一覧
クリッパーズがラッセル・ウェストブルックを放出 |
|
クリッパーズ獲得:
|
|
ジャズ獲得:
|
先月400万ドルのプレイヤーオプションを行使したウェストブルック、クリス・ダンとのサイン&トレードでジャズに放出されました。ジャズはウェストブルックをそのままウェイブ(契約解除)する予定で、FAとなったあとにナゲッツと契約すると報じられている。ダンの契約は3年1700万ドル。
報道:『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者(報道日:7月19日)
セス・カリーがホーネッツと1年再契約 |
|
ホーネッツ再契約:
|
ステフの兄セスがホーネッツと再契約。最近は転々としていることが多いが、昨季途中に加入した地元チームに残留。
報道:『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者(報道日:7月16日)
キャメロン・ペインがニックスと1年310万ドルで契約 |
|
ニックス契約:
|
昨季は76ersでプレイしたガードのキャメロン・ペインがニックスと契約。
報道:『NBA on TNT』クリス・ヘインズ記者(報道日:7月16日)
タージ・ギブソンがホーネッツと1年330万ドルで契約 |
|
ホーネッツ契約:
|
39歳の大ベテランが若手主体のホーネッツへ。ロッカールームでのメンター役としてチームの成熟に貢献する。
報道:『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者(報道日:7月13日)
ジェイレン・ブランソンがニックスと4年1億5650万ドルで延長契約 |
|
ニックス延長契約:
|
4年目はプレイヤーオプション。来年のオフまで待てば5年2億6900万ドルでの延長契約をできたことを考えると、チームにとって大幅なペイカットを受け入れての延長契約。これによってニックスは補強がかなりしやすくなる。これまでもチームのためにサラリー額を犠牲にするスター選手はいたが、例に見ないほどの大幅な減額。
報道:『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者(報道日:7月13日)
ジョシュ・オコギーがサンズと2年1600万ドルで再契約 |
|
サンズ再契約:
|
2年目は未保証。これでサンズのサラリー総額は約2億2300万ドルに到達し、ラグジュアリー税なども含めると4億ドルを突破。
報道:『The Athletic』シャムズ・シャラニア記者(報道日:7月13日)
カイル・ラウリーが76ersと1年再契約 |
|
76ers再契約:
|
昨季途中に76ersに加入したベテランガードのラウリーが地元チームと再契約。
報道:『The Athletic』シャムズ・シャラニア記者(報道日:7月12日)
サディック・ベイがウィザーズと3年2000万ドルで契約 |
|
ウィザーズ契約:
|
ホークスでプレイした昨季はシーズン終盤に前十字靭帯(ACL)を断裂。まだ復帰中ではあるが、高校時代を過ごしたワシントンDCでプレできる。
報道:『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者(報道日:7月11日)
ケイド・カニングハムがピストンズと5年2億2400万ドルで延長契約 |
|
ピストンズ延長契約:
|
マックスでのルーキー延長契約。ボーナスなどが発生すれば最大2億6900万ドルまで膨らむ。
報道:『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者(報道日:7月10日)
ヘイウッド・ハイスミスがヒートと2年1100万ドルで再契約 |
|
ヒート再契約:
|
2年とも完全保証でオプションはなし。ケイレブ・マーティンを失ったこともあり、再契約することが重要だった。昨季の66試合出場はキャリア最多。
報道:『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者(報道日:7月9日)
ダニエル・タイスがペリカンズと1年300万ドルで契約 |
|
ペリカンズ契約:
|
バランチュナスを失ったペリカンズがインサイドを補強。ドイツ代表としてこの夏はオリンピックに出場する予定。
報道:『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者(報道日:7月9日)
キングスがサイン&トレードでブルズからデマー・デローザンを獲得 |
|
キングス獲得:
|
|
ブルズ獲得:
|
|
スパーズ獲得:
|
FAとしてブルズを離脱する方向にあると報じられていたデローザン、結果的にサイン&トレードでキングスに。スパーズを絡めた参画トレードで、スパーズにはキングスからハリソン・バーンズと1巡目指名権交換権利。ブルズにはクリス・ドゥアルテと2巡目指名権が送られる。
報道:『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者(報道日:7月7日)
ダリオ・シャリッチがナゲッツと2年1060万ドルで契約 |
|
ナゲッツ契約:
|
2年目はプレイヤーオプション。ここまで放出ばかりでほとんどの動きのなかったナゲッツがシャリッチを獲得。パス能力も高くヨキッチの控えとして活躍できそう。
報道:『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者(報道日:7月7日)
ケイレブ・マーティンが76ersと4年3200万ドルで契約 |
|
76ers契約:
|
ヒートで2022-23シーズンのプレイオフで大活躍を見せたマーティンが76ersに。特にセルティックス相手に活躍しており、東覇者と競う76ersとしては強力なウィング補強となりそう。
報道:『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者(報道日:7月7日)
シモーネ・フォンテッキオがピストンズと2年2億1600万ドルで再契約 |
|
ピストンズ再契約:
|
ジャズからピストンズにトレードされてから一気に開花したイタリア代表スコアラーのフォンテッキオが再契約。
報道:『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者(報道日:7月7日)
マイルズ・ブリッジズがホーネッツと3年7500万ドルで再契約 |
|
ホーネッツ再契約:
|
DV問題で2022-23シーズンはリーグを離れていたブリッジズだが、昨季復帰し活躍。そのままホーネッツと3年で再契約となった。
報道:『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者(報道日:7月7日)
ニック・クラクストンがネッツと4年9700万ドルで再契約 |
|
ネッツ再契約:
|
ディフェンシブセンターとして成長を続けるクラクストンがネッツと再契約。ここ2シーズンは得点も二桁に乗せており、常にダブルダブルスレットとして活躍している。
報道:『Hoops Hype』マイケル・スコット記者(報道日:7月7日)
マリーク・ビーズリーがピストンズと1年600万ドルで契約 |
|
ピストンズ契約:
|
若手主体のピストンズがベテランガードのビーズリーを獲得。ヤニス・アデトクンボで相手ディフェンスを収縮させるシステムの中で3ポイントシューターとして活躍した。
報道:『The Athletic』シャムズ・シャラニア記者(報道日:7月7日)
フランツ・バグナーがマジックと5年2億2400万ドルで延長契約 |
|
マジック延長契約:
|
オールNBAチームに選出されれば総額は最大2億6900万ドルまで上昇する可能性がある。マジック史上最高額選手となった。
報道:『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者(報道日:7月6日)
ウォリアーズがサイン&トレードで76ersからバディ・ヒールド獲得 |
|
ウォリアーズ獲得:
|
|
76ers獲得:
|
契約は最初の2年が保証された1800万ドル、3年目は300万ドルが保証されており、4年目は無保証のプレイヤーオプション。クレイ・トンプソンを失ったが、リーグ屈指の3ポイントシューターを獲得。
報道:『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者(報道日:7月5日)
ニックスがトレードでミケル・ブリッジズを獲得へ |
|
ニックス獲得:
|
|
ネッツ獲得:
|
ニックスがボグダン・ボグダノビッチと大量の指名権を放出し、ネッツからミケル・ブリッジズを獲得。ジェイレン・ブランソン、ジョシュ・ハート、ドンテ・ディビンチェンゾのビラノバトリオがブリッジズ加入でカルテットに。
後日、シェイク・ミルトンのサイン&トレードも追加される形でトレードが拡張された。ニックスにはケイタ・ベイツ・ジョップも送られる。ミルトンの契約は3年900万ドル。
報道:『The Athletic』シャムズ・シャラニア記者(報道日:7月5日)
トーリアン・プリンスがバックスと契約 |
|
バックス契約:
|
プリンスがレイカーズからバックスに移籍。ウィングディフェンスと3Pが期待できるベテラン選手。
PJ・ドジアーがウルブズと1年契約 |
|
ウルブズ契約:
|
2021年にACLを断裂してからリーグを去り、ヨーロッパでプレイしていたドジアー。今季からウルブズでNBA復帰へ。
ジョー・イングルスがウルブズと1年330万ドルで契約 |
|
ウルブズ契約:
|
ベテランのイングルスがマジックからウルブズに移籍。カイル・アンダーソンを失っていただけに、ウルブズにとってイングルスのような繋ぎ役になれる選手の獲得は大きい。ジャズ時代にチームメイトだったルディ・ゴベアとマイク・コンリーJr.と再会。
アレック・バークスがヒートと1年契約 |
|
ヒート契約:
|
昨季はピストンズとニックスでプレイしたバークスがヒートに移籍。
トーマス・ブライアントがヒートと1年再契約 |
|
ヒート再契約:
|
ヒートの控えセンター、トーマス・ブライアントが再契約。
報道:マーク・スタイン記者
デイミオン・リーがサンズと1年再契約 |
|
サンズ再契約:
|
カリー兄弟の義理の弟でお馴染みのデイミオン・リー、昨季はヒザのケガでプレイしなかったが、サンズと再契約。
レブロン・ジェームズがレイカーズと2年1億500万ドルで再契約 |
|
レイカーズ再契約:
|
プレイヤーオプションとトレード拒否権付きとのこと。これで正式に父子チームメイトの誕生!
カイル・アンダーソンがサイン&トレードでウォリアーズへ |
|
ウォリアーズ獲得:
|
|
ウルブズ獲得:
|
契約は3年2700万ドル。愛称スローモーで独特なリズム感でプレイするアンダーソン、一部では昨季は例年よりも少し速くなっていたという声も。高いIQとバスケセンスでウルブズの躍進の原動力のひとつとなっていた。
ジョナサン・アイザックがマジックと5年8400万ドルで延長契約 |
|
マジック延長契約:
|
ケガからの復活をようやく遂げたアイザックが、既存の契約を再交渉し延長する形に。攻守で能力の高い208cmのフォワードとして期待されている。
モンテ・モリスがサンズと契約 |
|
サンズ契約:
|
最近トレードでチームを転々としているモリス、ウルブズで控えガードのポジションを担えるかと期待されたがローテ入りできず。ガードポジションの薄いサンズで居場所を見つけられるか。
モー・バグナーがマジックと2年2200万ドルで再契約 |
|
マジック再契約:
|
フランツ・バグナーの実兄であるモーがマジックと再契約。インサイド選手としてチームに貢献。ドイツ代表としても活躍中。
ゼイビアー・ティルマンSr.がセルティックスと2年再契約 |
|
セルティックス再契約:
|
昨季グリズリーズからトレードで獲得したティルマン。控えインサイドとして、プレイオフではクリスタプス・ポルジンギスの抜けた穴を見事に埋め、ルカ・ドンチッチ相手に良いディフェンスを見せるなど優勝に貢献した。
ジェームズ・ワイズマンがペイサーズと2年契約 |
|
ペイサーズ契約:
|
ウォリアーズが2020年に全体2位指名した期待のセンターだったが、プレイタイムを得られないまま2022-23シーズンにピストンズにトレード。これで5シーズンで3チーム目。
ドノバン・ミッチェルがキャバリアーズと3年1億5030万ドルで再契約 |
|
キャバリアーズ再契約:
|
チーム内不和なども噂されていたミッチェルとキャバリアーズだが、無事マックスでの再契約。3年目はプレイヤーオプション。
モー・バンバとクリス・ダンがクリッパーズと契約 |
|
クリッパーズ契約:
|
ポール・ジョージとメイソン・プラムリーを失ったクリッパーズが続々とディフェンシブな選手たちを契約。モー・バンバは1年契約とのこと。
ギャリー・ハリスがマジックと2年1400万ドルで再契約 |
|
マジック再契約:
|
FAとなっていたがマジックと5、6シーズン目を迎えることに合意。若手の多い中でベテランガードとしてチームを支えている。
クレイ・トンプソンがサイン&トレードでマーベリックスに移籍へ |
|
マーベリックス獲得:
|
|
ウォリアーズ獲得:
|
|
ホーネッツ獲得:
|
まだトレードの内容は完全に出てきていないが、ウォリアーズとホーネッツを絡めた三角トレードとなる様子。トンプソンは3年5000万ドルでプレイヤーオプション付き。長年ステフィン・カリーとドレイモンド・グリーンと共にウォリアーズを支えてきたトンプソンの去就は常に注目されていたが、昨季ファイナルに進出したマーベリックスに強力なピースとして加わることになった。
ディアンソニー・メルトンがウォリアーズと1年1280万ドルで契約 |
|
ウォリアーズ契約:
|
ディフェンスと3Pを得意とするウィング選手、健康であればウォリアーズで大活躍できそう。実質クレイ・トンプソンの代わりを務めることになるだろう。
ニコラ・バトゥームがクリッパーズと2年1280万ドルで契約 |
|
クリッパーズ契約:
|
クリッパーズに復帰。35歳のベテランながらも、まだまだやれることを昨季の76ersで証明。彼のおかげで勝てたプレイオフゲームもあった。
デリック・ホワイトが4年1億2590万ドルでセルティックスと再契約 |
|
セルティックス再契約:
|
セルティックス優勝の立役者の1人であるホワイトが欠けた歯を新しくしてセルティックスと再契約。大きな契約ではあるが、オーナーチームがタックスを払ってでもこの優勝チームを維持していきたいことを示している。ディフェンス力は抜群で、ここぞというところで3Pを決められる選手となり、リーグの中で最強のロールプレイヤーの1人。
ゴガ・ビタゼがマジックと3年2500万ドルで再契約 |
|
マジック再契約:
|
控えセンターで、先発時はいい数字を残すなど、成長中のマジックで活躍を見せている。
デロン・ライトがバックスと1年330万ドルで契約 |
|
バックス契約:
|
このオフはあまり動きの多くないバックスが、ディフェンスの良い控えガードのデロン・ライトを獲得。昨季のパトリック・ベバリーのような役割になるだろう。
ドリュー・ユーバンクスがサンズと2年1000万ドルで契約 |
|
ジャズ契約:
|
サンズの控えセンターとしてプレイしていたユーバンクスがジャズに移籍。サンズはメイソン・プラムリーを獲得したこともあり、再契約の線は薄かった。多彩な選手ではないが、リム周りでは攻守で貢献できる。
トバイアス・ハリスがピストンズと2年5200万ドルで契約 |
|
ピストンズ契約:
|
76ersからの移籍でトバイアスがピストンズに復帰。最近はパフォーマンスが落ちており、プレイオフでもあまり結果を出せなかったが、若手主体で戦うピストンズでどう貢献できるか注目。
アイザイア・ハーテンシュタインがサンダーと3年8700万ドルで契約 |
|
サンダー契約:
|
ニックスではその強力なリバウンドとディフェンス力で大活躍を見せたハーテンシュタイン。ニックスはブリッジズ獲得やアヌノビー再契約でサラリーを捻り出すのが難しかく、そこにセンターの補強を必要としていたサンダーが飛び付いた形。
ジェイレン・スミスがブルズと3年2700万ドルで契約 |
|
ブルズ契約:
|
ドラモンドが失い、ニコラ・ブーチェビッチの控えビッグを欲していたブルズが、ペイサーズからジェイレン・スミスを獲得。2020年の全体10位指名でまだポテンシャルも高い、3Pも打てるビッグマン。メガネスタイルが特徴。
アーロン・ウィギンズとアイザイア・ジョーがサンダーと再契約 |
|
サンダー再契約:
|
サンダーがウィギンズとジョーと再契約。ウィギンズは5年4700万ドル、ジョーは4年4800万ドルとのこと。どちらも優秀なロールプレイヤーとしてサンダーの躍進に貢献している。
アーロン・ホリデーがロケッツと2年1000万ドルで再契約 |
|
ロケッツ再契約:
|
チームを転々としているホリデー三男だが、昨季はロケッツで78試合出場としっかりローテーションに食い込んだ。
タイリース・マクシーが76ersと4年2億400万ドルで再契約 |
|
76ers再契約:
|
当然のマックス契約。プレイヤーオプションなしでチームにとってありがたい契約。大成長でオールスターレベルの選手になったマクシーが大型契約を手にし、さらなるステップアップを見せていきたい。
ポール・ジョージが76ersと4年2億1200万ドルで契約 |
|
76ers契約:
|
クリッパーズ退団が決定的であると報じられていたポール・ジョージが、以前から噂のあった76ersに移籍。ジョエル・エンビードとタイリース・マクシーと共に強力なトリオを組むことに。
ケリー・ウーブレイJr.が76ersと2年1630万ドルで再契約 |
|
76ers再契約:
|
昨季はミニマム契約ながらも76ersで活躍を見せたウーブレイJr.が契約を勝ち取った形に。なかなかフィットするチームを見つけられなかったが、76ersでようやく居場所を見つけたか。
デリック・ジョーンズJr.がクリッパーズと3年3000万ドルで契約 |
|
クリッパーズ契約:
|
NBAファイナルまで進出したマーベリックスの先発メンバーとして活躍したDJJがクリッパーズへ。長い腕を使ったウィングディフェンス、跳躍力の高さを利用したダンクやブロックが魅力。
ナジ・マーシャルがマーベリックスと3年2700万ドルで契約 |
|
マーベリックス契約:
|
デリック・ジョーンズJr.の再契約から方向転換をしたか、マーベリックスがペリメーターディフェンダーとして期待できるナジ・マーシャルを獲得。
メイソン・プラムリーがサンズと1年契約 |
|
サンズ:
|
インサイドの補強が必要だったサンズがベテランのプラムリーを獲得。
ヨナス・バランチュナスがウィザーズと3年3000万ドルで契約 |
|
ウィザーズ契約:
|
ペリカンズではスターターながらも試合終盤は出ていなかったセンターのバランチュナス。昔ながらのセンターではあるが、実は3Pも打てる。ウィザーズでどういった役割になるのかは不明だが、アレックス・サーをじっくり育てるための繋ぎ役、そしてメンターとなるか。
クリス・ポールがスパーズと1年1100万ドルで契約 |
|
スパーズ契約:
|
ポイントゴッドのクリス・ポールがスパーズに加入。ドラフトではガードのステフォン・キャッスルとフアン・ヌニェスを指名しており、ビクター・ウェンバンヤマと共にプレイできるガードを育てたいのは明らか。クリス・ポールならこれ以上はいないと言ってもいいようなメンターが獲得できた。
エリック・ゴードンが76ersと契約 |
|
76ers契約:
|
まだ契約内容は不明。昨季はサンズでプレイしたエリック・ゴードンが76ersに移籍。まだ3ポイントシューターとして活躍でき、ジョエル・エンビードとタイリース・マクシーの周りにおけるシューターとして期待できそう。ダリル・モーリーとはロケッツ時代からの付き合い。
ケンテイビアス・コールドウェル・ポープがマジックと3年6600万ドルで契約 |
|
マジック契約:
|
3年目はプレイヤーオプション。レイカーズやナゲッツの優勝に貢献しているディフェンダーがマジックに移籍。ナゲッツはセカンドエプロン超えなども懸念していたことから、再契約が難しかったか。
ケビン・ポーターJr.がクリッパーズでリーグ復帰 |
|
クリッパーズ契約:
|
得点能力が高く過去にロケッツでプレイしていたが、DV問題などが表面化し、トレード後にウェイブされていた。その後はギリシャでプレイしていたが、クリッパーズでリーグ復帰することに。プレイヤーオプション付きの2年契約と報じられている。プレイよりもどれだけ更生しているかがポイントとなりそう。
アンドレ・ドラモンドが76ersと2年1000万ドル強で契約へ |
|
76ers契約:
|
リーグ屈指のリバウンダーとして、控えながらブルズで活躍したドラモンドが76ersに復帰。ジョエル・エンビードの控えとして再び活躍が期待できる良い補強。ファンタジーやってる人はみんなお世話になる選手。
クリッパーズがジェームズ・ハーデンと2年7000万ドルで再契約へ |
|
クリッパーズ再契約:
|
2年目はプレイヤーオプション。クリッパーズでは自分の得点力を犠牲にしながらもガードとしてしっかりと活躍。まだ3ポイントショットも健在。少し高い気もするが、短期契約なので新アリーナを強豪として迎えたいチームとしても嬉しい。
ヒートがケビン・ラブと2年800万ドルで再契約へ |
|
ヒート再契約:
|
ベテランのラブと再契約。ベテランながらもしっかりローテーション選手として活躍しており、チームの先輩枠としても貴重。
ペイサーズがオビ・トッピンと4年6000万ドルで再契約 |
|
ペイサーズ再契約:
|
パスカル・シアカムに続いてオビ・トッピンもペイサーズと再契約。昨季のペイサーズ躍進に貢献した選手で、チームとしても継続性を維持できる。
レイカーズがマックス・クリスティーと4年3200万ドルで再契約 |
|
レイカーズ再契約:
|
一時期はスターターで使われることもあったが、まだなかなか安定してローテーション入りできていないクリスティー。しかしサマーリーグやプレシーズンでは活躍を見せており、今後も成長することを見込んでの再契約か。
セルティックスがルーク・コーネットと1年再契約 |
|
セルティックス再契約:
|
金額は明かされていないがおそらくベテランズミニマム。今年もコーネットコンテストが見られる。
ブルズがパトリック・ウィリアムズと5年9000万ドルで再契約へ |
|
ブルズ再契約:
|
ケガとの付き合いでなかなかポテンシャルを発揮することができていないウィリアムズだが、ブルズは再契約する道を選んだ。金額的にはとんでもない額ではなく、両サイドにとって良い落とし所となりそう。まだ22歳と若く、今度こそケガなく良いプレイを続けたいところ。
ペリカンズがホークスからデジャンテ・マレーを獲得 |
|
ペリカンズ獲得:
|
|
ホークス獲得:
|
マレーとトレイ・ヤングのどちらかを放出するのではと噂されていたホークスだが、動かしたのはマレー。まだブランドン・イングラムがどうなるかなど課題の多いペリカンズだが、マレーレベルのプレイヤーの獲得は大きい。
マーベリックスにクエインティン・グライムズ、ピストンズにティム・ハーダウェイJr.が送られるトレード |
|
マーベリックス獲得:
|
|
ピストンズ獲得:
|
マーベリックスがサラリーカットをしつつウィングのアップグレードを決行。シーズン途中からローテーション落ちがちだったティム・ハーダウェイJr.をトレードし、ディフェンスも期待できる3&Dタイプのグライムズを獲得。
ホーネッツがレジー・ジャクソンと指名権をナゲッツから獲得 |
|
ホーネッツ獲得:
|
|
ナゲッツ獲得:
|
プレイヤーオプションを行使したレジー・ジャクソンをナゲッツがホーネッツにトレード。そのために3つの2巡目指名権も手放さないといけない手痛いトレードとなった。ホーネッツが何を送るかはまだ未定だが、ナゲッツのサラリーダンプのためのトレードということもあり、金銭や過去指名選手の交渉権といった類いになることが想定される。
キングスがラプターズとのトレードでジェイレン・マクダニエルズを獲得 |
|
キングス獲得:
|
|
ラプターズ獲得:
|
マリーク・モンクとの再契約もあってサラリーが高騰したキングスが契約を整理する動き。その中でマクダニエルズを獲得できたのは大きい。昨季こそ活躍はできなかったものの、2021-22、2022-23シーズンは良い活躍を見せるロールプレイヤーとして評価を上げていた。ラプターズはペリメーターディフェンダーのミッチェル、そして2023年のユーロリーグMVPのべゼンコフを獲得。どちらもNBAではなかなか目立った活躍は見せられていないが、まだまだポテンシャルはある。
ロケッツがホークスからAJ・グリフィンを獲得 |
|
ロケッツ獲得:
|
|
ホークス獲得:
|
グリフィンは2022年の全体16位指名で、父はエイドリアン・グリフィン。シューターとして非常に優秀で、ルーキーシーズンは72試合に出場。しかし2年目は壁に当たったのかコーチとうまくいかなかったのか、ローテーション外となり、20試合出場に終わっていた。ホークスは獲得した指名権を別のトレードでヒートに送っている。
ピストンズが指名権交換でウェンデル・モアJr.を獲得 |
|
ピストンズ獲得:
|
|
ウルブズ獲得:
|
指名権の交換を通してピストンズがウェンデル・モアJr.を獲得。モアはまだ23歳で、今年のドラフトで指名された4選手よりも若くまだ将来性がある。ウルブズがトレードで獲得した53位を別のトレードでグリズリーズに送っている。
ブレイザーズがウィザーズからデニ・アブディヤを獲得 |
|
ブレイザーズ獲得:
|
|
ウィザーズ獲得:
|
ドラフト直前にブレイザーズがデニ・アブディヤを獲得。昨季ウィザーズで大成長を見せたウィング選手だ。ウィザーズは代わりにベテランガードのブログドンと複数の指名権を獲得。そのひとつは先日のドラフトで全体14位指名のカールトン・キャリントン(愛称はバブ)となった。
OG・アヌノビーがニックスと5年2億1250万ドルで再契約へ |
|
ニックス再契約:
|
プレイヤーオプションを破棄したOG・アヌノビーがニックスと5年2億1250万ドルで再契約する方針であることが報じられている。ブリッジズのトレード獲得でどうなるかと思われたが、アヌノビーとの再契約にも成功しそうなのは大きい。ただインサイドで奮闘していたアイザイア・ハーテンシュタインとの再契約は難しくなった。
キングスがマリーク・モンクと4年7800万ドルで再契約へ |
|
キングス再契約:
|
キングスでシックスマンとして活躍し続けているマリーク・モンクが再契約へ。ここ2シーズン、全試合がベンチからの出場でありながら、平均二桁得点を記録しており、キングスの躍進に大きく貢献している。
サンダーがアレックス・カルーソを獲得、ブルズにはジョシュ・ギディー |
|
サンダー獲得:
|
|
ブルズ獲得:
|
どのチームも欲しがっていると噂だったアレックス・カルーソをサンダーが獲得。ウィングディフェンダーが重宝されるこのリーグで、リーグ屈指のディフェンダーを獲得したサンダー。一方で大型ガードとして育成していたオーストラリアのジョシュ・ギディーを手放し、彼はブルズへ。得点ファーストなコービー・ホワイトと、パスセンス抜群のギディーは良い組み合わせだが、3Pとディフェンス力の低下をいかに補うか。