渡邊雄太が4試合連続欠場のラプターズ勝利 シアカムはトリプルダブル

2022-04-08
読了時間 約2分
NBA Entertainment

4月7日(日本時間8日)、オンタリオ州トロント(カナダ)のスコシアバンク・アリーナで行われたフィラデルフィア・76ers対トロント・ラプターズの一戦は、119-114でラプターズが勝利した。渡邊雄太は負傷で4試合連続欠場となっている。

試合開始からフィールドゴール11本中10本失敗と、出だしにショットの精彩を欠き、2-17と15点のビハインドを背負ったラプターズだが、前半を終えて4点差まで挽回。第3クォーターで87-85と逆転に成功する。

残り3分31秒にリードを4点に縮められたラプターズだが、ギャリー・トレントJr.の5得点や、スコッティー・バーンズのダンクなど、9-5のランで突き放し、2連勝を飾った。

ラプターズはパスカル・シアカムが37得点、11リバウンド、12アシストで自身3度目のトリプルダブルを達成。そのほか、トレントJr.が30得点、プレシャス・アチューワが20得点、バーンズが13得点、10リバウンドを記録している。

一方、76ersはジョエル・エンビードが30得点、10リバウンド、タイリース・マクシーが22得点、ダニー・グリーンが18得点、ジェームズ・ハーデンが13得点、15アシストをマークした。

49勝31敗でイースタン・カンファレンス4位の76ersと、47勝33敗で同5位のラプターズは、プレイオフのファーストラウンドで対戦する見込みだ。

76ersのマティース・サイブルは、「出場資格なし」でこの日の試合を欠場した。カナダの現在の規制では、COVID-19(新型コロナウイルス)のワクチン未接種の外国人が入国できないが、サイブルはワクチン接種に関して公言していない。

NBAコミッショナーのアダム・シルバーは先日、カナダ入国規制に関してNBAは従うほかにないと話しており、プレイオフ対戦時にサイブルがトロントでプレイできるかが不透明となっている。

76ersのドック・リバース・ヘッドコーチは「マティースのことは関係ない」と話している。

Scroll to Continue with Content

「マティースがいても、我々は負けていただろう」。

一方、マクシーは「もちろん彼のことは恋しいよ」と話した。

「彼はいつも僕たちにとって素晴らしいことをするからね」。

ハーデンも、プレイオフの複数試合でサイブルを欠くことになれば、「大きなこと」だと述べている。

「彼は僕たちのスターターだ。ウチで最高のディフェンダーだ」。

サイブルは今季、64試合に出場(先発49試合)。平均5.8得点、2.3リバウンドを記録している。

ボックススコア

NBA全試合ライブ&見逃し配信 最高の瞬間を『NBA Rakuten』で