プレイオフ球団新記録のFG成功率64.5% サンズがマーベリックスに2連勝

2022-05-05
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NBA Entertainment

5月4日(日本時間5日)、アリゾナ州フェニックスのフットプリント・センターで行われたウェスタン・カンファレンス・セミファイナル第2戦、ダラス・マーベリックス対フェニックス・サンズの一戦は、129-109でサンズが勝利し、シリーズを2勝0敗とした。

2点ビハインドでハーフタイムを迎えたサンズだが、後半に入ってデビン・ブッカーの連続3ポイントショットでリードを奪うと、6点差をつけて第3クォーターを終える。

迎えた第4Q、サンズはクリス・ポールが3Pからミッドレンジジャンパー、レイアップと、連続6本でフィールドゴールを成功するなど、このクォーターだけで14得点をマーク。タイトな勝負だった試合でサンズを楽にさせる。第4Q中盤にブッカーの2本の3Pでリードを19点としたサンズが、レギュラーシーズンを含めてマーベリックス相手に11連勝を飾った。

サンズ(2勝)はブッカーが30得点、ポールが28得点、6リバウンド、8アシスト、ジェイ・クラウダーが15得点、7リバウンド、ミケル・ブリッジズが11得点、6アシストを記録している。

ポールは「すべては仕事ぶりなんだ。試合でごまかすことはできない。強化やコンディショニング、ウェイトトレーニングをして、しっかりと休まなければいけない。そしてしっかりショットを打たなければならない」と述べた。

「それをしていれば、結果はついてくるさ」。

ブッカーは第4Qのポールの活躍をたたえる言葉は尽きたとし、「同じものを見ているんだから、君たちメディアが教えてくれよ」と話した。

「毎回感心させられる。でも、驚くことはないよ。とにかく勝利への強い意志だよね」。

そのブッカーは3P8本中5本成功を含むFG19本中11本成功を記録。サンズはチーム全体でプレイオフの球団記録となるFG成功率64.5%をマークした。3P成功率は52%だ。第4Qに限れば、サンズのFG成功率は84%(19本中16本成功)だった。

モンティ・ウィリアムズ・ヘッドコーチは「良い選手たちがウチにはいるのさ」と称賛している。

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「私がチェスの駒を動かしているからだと言いたいところだけど、優れた選手たちがショットを決めてくれているんだ」。

一方、マーベリックス(2敗)はルカ・ドンチッチが35得点、7アシスト、レジー・ブロックが16得点、スペンサー・ディンウィディーが11得点をマークした。

ジェイソン・キッドHCは「彼は素晴らしい試合をしたが、ほかがいなかった」と、ドンチッチ以外の選手の貢献が必要と話している。

「ほかの選手がもっとうまくシュートしなければならない。彼だけが30得点をあげるのじゃダメなんだ。プレイオフでリーグ最高のチームと戦っているのに、それではいけない」。

ドンチッチは「ムードは良いんだ」と述べた。

「多くの選手にとって初めての経験のはずだ。4勝しなければいけないのだから、まだ終わっていない。これから素晴らしいファンがいるホームに戻るんだ」。

第3戦は6日(同7日)、テキサス州ダラスのアメリカン・エアラインズ・センターで行われる。

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