グリズリーズがプレイオフ球団新記録の大差で勝利 モラントがトリプルダブルに迫る活躍

2022-04-20
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NBA Entertainment

4月19日(日本時間20日)、テネシー州メンフィスのフェデックス・フォーラムで行われたウェスタン・カンファレンスのプレイオフ・ファーストラウンド、ミネソタ・ティンバーウルブズ対メンフィス・グリズリーズの第2戦は、124-96でグリズリーズが快勝した。

両チーム合計で20のファウルが吹かれ、33本のフリースローが放たれた第1クォーターで1点をリードしたグリズリーズは、第2Q開始から11-2のラン。さらに11-5のランで前半を終え、11点差をつけてハーフタイムを迎える。

後半も第3Qにジャ・モラントがフィールドゴール7本中5本成功で12得点をあげるなど、25-9のランで最大27点のリードを奪うと、プレイオフでの球団新記録となる28点の大差で勝利した。

シリーズをタイとしたグリズリーズ(1勝1敗)は、モラントが23得点、10アシスト、9リバウンドとトリプルダブルに迫る活躍。そのほか、ジャレン・ジャクソンJr.が16得点、7リバウンド、デズモンド・ベインが16得点、ゼイビアー・ティルマンが13得点、7リバウンド、ブランドン・クラークとザイア・ウィリアムズが各13得点をあげている。

残り4分40秒でベンチに退き、大きな拍手で迎えられたモラントは、「勝てて良かった」と喜んだ。

「もちろん、NBAでトリプルダブルを達成するのは大変だから、特別なことだ。でも、大切なのは試合に勝つことであり、僕たちはその勝利を手にすることができた」。

7選手が二桁得点をあげたグリズリーズは、ベンチメンバーの得点で60-43とウルブズを上回った。テイラー・ジェンキンズ・ヘッドコーチは「これが我々のレシピだ」と、モラントが素晴らしいバランスだったことや、守備から攻撃につなげた点とともに賛辞を寄せている。

「これこそが、我々のスタイルだ」。

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一方、ウルブズ(1勝1敗)はアンソニー・エドワーズが20得点、6リバウンド、カール・アンソニー・タウンズが15得点、11リバウンド、ナズ・リードが12得点、7リバウンド、トーリアン・プリンスが12得点、ディアンジェロ・ラッセルが11得点をマークした。

ウルブズは第1戦で3ポイントショットを41本中16本成功させ、グリズリーズの3P成功率を26%(27本中7本成功)にとどめ、3Pの得点で48-21と大差をつけた。だが、この日は38本中11本成功(28.9%)にとどまり、グリズリーズには34本中11本を決められている(32.4%)。

タウンズは「相手によらず、すべての試合で集中し、フィジカルに戦わなければいけない」と述べた。

「プレイオフでは、ちょっと集中が途切れただけで、こういう試合になるんだ」。

第3戦は21日(同22日)にミネソタ州ミネアポリスのターゲット・センターで行われる。

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