カリー43得点のウォリアーズが敵地でセルティックスに勝利 シリーズ2勝2敗に|NBAファイナル2022

2022-06-11
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NBA Entertainment

6月10日(日本時間11日)、TDガーデン(マサチューセッツ州ボストン)で行われたNBAファイナル2022のゴールデンステイト・ウォリアーズ対ボストン・セルティックス第4戦は、107-97でウォリアーズが勝利し、シリーズを2勝2敗のタイとした。

5点を追ってハーフタイムを迎えたウォリアーズは、第3クォーターにステフィン・カリーが4本の3ポイントショット成功を含む14得点をマーク。14-7のランでクォーターを締めくくり、6点ビハインドから1点リードとして第3Qを終える。

30-24と4試合連続で第3Qを制したウォリアーズだが、この日は第4Qで違いをつくった。残り5分18秒で4点ビハインドを背負ったものの、ここから連続6本ショットを失敗したセルティックスに、残り1分32秒まで得点を許さず。逆にカリーのフローターや3Pなどで連続10得点をあげた。

残り1分42秒に100-94と6点をリードし、終盤で17-3とセルティックスを引き離したウォリアーズは、プレイオフで27シリーズ連続となるロードでの白星をあげている。

ウォリアーズ(2勝2敗)はカリーが43得点、10リバウンド、クレイ・トンプソンが18得点、アンドリュー・ウィギンズが17得点、16リバウンド、ジョーダン・プールが14得点、ドレイモンド・グリーンが9リバウンド、8アシスト、4スティールを記録した。

グリーンは「彼が僕たちを負けさせなかった。それがすべてだ」と、カリーを称賛している。

「第3戦の試合後も含め、ここ数日の振る舞いから、彼が燃えていることは分かった」

スティーブ・カー・ヘッドコーチは「彼は究極の競技者だ。終盤に大きなプレイをしてくれた」と、カリーに賛辞を寄せた。

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「セルティックスのサイズや運動能力から、彼にとっては得点するのが厳しいシリーズだ。だがそれでも、彼はとんでもないレベルで試合にインパクトを与えている」

一方のセルティックス(2勝2敗)は、ジェイソン・テイタムが23得点、11リバウンド、6アシスト、3ブロックをマーク。だが、フル出場した第4Qはフィールドゴール5本中1本成功の3得点にとどまっている。

そのほか、セルティックスはジェイレン・ブラウンが21得点、6リバウンド、マーカス・スマートが18得点、4スティール、デリック・ホワイトが16得点、ロバート・ウィリアムズ三世が7得点、12リバウンド、2ブロックをマークした。

過去2ラウンドも、第4戦を終えて2勝2敗からシリーズを制してきたセルティックス。イメイ・ユドカHCは「難しいかたちでやってこなければいけなかった」と話している。

「またそれをしなければいけない。もちろん、今夜の試合に勝っていれば、もっと簡単な道のりになっていたはずだ。だが、これで2勝2敗となった。我々は自分たちがやれると分かっている。以前もやってきたんだ」

第4戦は13日(同14日)、チェイス・センター(カリフォルニア州サンフランシスコ)で行われる。

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