ウォリアーズが第5戦を制して優勝に王手|NBAファイナル2022

2022-06-14
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NBA Entertainment

6月13日(日本時間14日)、チェイス・センター(カリフォルニア州サンフランシスコ)で行われたNBAファイナル2022のボストン・セルティックス対ゴールデンステイト・ウォリアーズ第5戦は、104-94でウォリアーズが勝利し、シリーズを3勝2敗として優勝に王手をかけた。

前半を12点リードで折り返したウォリアーズは、得意とする第3クォーターでセルティックスの反撃に遭う。開始から12本連続で3ポイントショットを失敗していたセルティックスに連続8本で成功され、逆転を許すなど、セルティックスに35得点をあげられた。

だが、第3Q終了間際にジョーダン・プールがブザービーター3Pを沈めて再逆転に成功し、1点リードで第4Qを迎えると、開始から連続7得点をあげて主導権を取り戻す。

第4Q序盤にマーカス・スマートが立て続けにテクニカルファウルとオフェンスファウルを取られるなど、いら立ちも見せたセルティックスに対し、ウォリアーズは残り2分10秒にアンドリュー・ウィギンズが強烈なワンハンドダンクを叩きこむなどして連勝した。

シリーズを3勝2敗とし、2018年以来通算7回目の優勝まであと1勝に迫ったウォリアーズは、ウィギンズが26得点、13リバウンド、クレイ・トンプソンが21得点、ステフィン・カリーが16得点、8アシスト、ギャリー・ペイトン二世が15得点、プールが14得点、残り3分1秒でファウルアウトしたドレイモンド・グリーンが8得点、8リバウンド、6アシストを記録している。

スティーブ・カー・ヘッドコーチは「このシリーズだけでなく、プレイオフを通じて彼はファンタスティックだった」と、ウィギンズを称賛。グリーンも「彼がオールスターのスターターだったのには理由がある」と、ウィギンズに賛辞を寄せた。

「より大きな挑戦に直面するほど、彼はより大きな答えを出してくれるんだ。ああいう選手にいてほしいものだよ。大きな舞台になるほど応じてくれ、自分の最高のバスケットボールをしてくれる。彼はそれをやってきてくれたんだ」

一方、カリーは3P試投9本で成功なし。プレイオフの連続3P成功記録は132試合、レギュラーシーズンも合わせた記録は233試合で止まった。カリーが3P成功なしに終わったのは、4本すべてを失敗した2018年11月18日(同19日)のミルウォーキー・バックス戦以来だ。

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だが、グリーンは「彼の調子が良くなかった夜に、僕たちはあらゆるかたちで攻撃できた」と述べた。

「第6戦に向けて、彼は怒り狂っているだろう。まさに僕たちに必要なことだ」

一方、ポストシーズン初の連敗を喫したセルティックス(2勝3敗)は、ジェイソン・テイタムが27得点、10リバウンド、スマートが20得点、ジェイレン・ブラウンが18得点、9リバウンド、ロバート・ウィリアムズ三世が10得点、8リバウンド、アル・ホーフォードが9得点、9リバウンドをマークした。

前半残り4分34秒まで3Pが成功せず、ブラウンが3P5本中成功なしのフィールドゴール18本中5本成功にとどまり、ターンオーバーが18だったセルティックス。イメイ・ユドカHCは「シンプルにボールを動かしている時が我々のベストなんだ。第3Qがそれを示したと思う」と述べている。

ホーフォードは「これで僕たちに後がなくなったのは確かだ。自分たちを見せなければいけない」と話した。

第6戦は6月16日(同17日 午前10時)、セルティックスの本拠地TDガーデン(マサチューセッツ州ボストン)で行われる。

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