複数の報道によると、ワシントン・ウィザーズ、ブルックリン・ネッツ、サンアントニオ・スパーズ、インディアナ・ペイサーズ、ロサンゼルス・レイカーズの間でのトレードの一環で、フリーエージェントのスペンサー・ディンウィディーが3年6200万ドル(約68億円)でウィザーズに加わるようだ。
ネッツはディンウィディーと引き換えに、ウィザーズから2024年のドラフト2巡目指名権と2025年のドラフトスワップ権を獲得する。スパーズはウィザーズからチャンドラー・ハッチソンと2022年のドラフト2巡目指名権を獲得。ドラフト日のウィザーズ、ペイサーズ、レイカーズのトレードは、この取引にまとめられ、8月6日(日本時間7日)以降に発表される予定だ。
報じられているトレードの内容は以下のとおり。
ウィザーズ獲得: ディンウィディー、カイル・クーズマ、ケンテイビアス・コールドウェル・ポープ、モントレズ・ハレル、アーロン・ホリデー、アイザイア・トッド(全体31位指名)
レイカーズ獲得: ラッセル・ウェストブルック
ネッツ獲得: 2024年2巡目指名権、2025年のウィザーズとの指名権スワップ権
スパーズ獲得: チャンドラー・ハッチソン、将来の2巡目指名権
ペイサーズ獲得: アイザイア・ジャクソン(全体22位指名)
昨季のディンウィディーは前十字靭帯の部分断裂で出場3試合にとどまった。2019-20シーズンは自己最多の平均20.6得点、6.8アシストを記録している。
25歳のハッチンソンは、2018年のドラフトでシカゴ・ブルズに全体22位で指名された。ブルズで2シーズンにわたってプレイし、昨季ウィザーズにトレード。18試合に出場し、平均5.2得点、3.2リバウンドをマークした。
原文:Reports: Spencer Dinwiddie headed to Wizards in multi-team deal by NBA.com(抄訳)