ロサンゼルス・レイカーズの八村塁が4月4日(現地時間3日)、ワシントンDCのキャピタル・ワン・アリーナで行われたワシントン・ウィザーズ戦で先発出場し、19得点を記録した。レイカーズは125-120で勝利している。
八村は27分28秒間のプレイで3ポイントショット2本中1本成功を含むフィールドゴール12本中9本成功、フリースロー1本試投で19得点。そのほか、7リバウンド、1アシスト、1ブロックをマークしている。ターンオーバーとパーソナルファウルは各2、出場時のチームの得失点差を示すプラスマイナスは+21だった。
第1クォーター残り11分18秒、フェイダウェイジャンパーでチームの初得点をマークした八村は、同8分30秒にオフェンシブリバウンドを拾ってゴール下から加点する。
八村は第2Q残り6分40秒、左コーナーから3Pを沈めると、同1分11秒にスペンサー・ディンウィディーのアシストで豪快にダンクを叩きこみ、ハーフタイムに突入した。
後半、第3Q残り10分40秒にリバウンドを拾ってから一気に速攻でレイアップを決め、二桁得点を達成した八村は、同6分1秒にダンクを狙ったアンソニー・ギルをブロック。同3分46秒にオースティン・リーブスのアシストでレイアップを決めると、エンドワンのFTは決まらなかったが、同3分24秒にもベースラインジャンパーを沈めて15得点とする。
八村は第4Q残り3分56秒にリーブスの3Pをアシストすると、同2分17秒にドライブから、同1分21秒にカッティングからレイアップを決めた。
立ち上がりに8-19と二桁のビハインドを背負ったレイカーズだが、アンソニー・デイビスが第1Qだけで19得点をマーク。逆に10点差をつけると、7点リードで迎えた後半開始から9-2のランで突き放す。
第4Qに2点差まで詰め寄られたレイカーズは、残り6分12秒のレブロン・ジェームズのダンクを皮切りに、連続12得点でリードを広げる。勝利を引き寄せたかに思われたが、デイビスとジェームズをベンチに下げた終盤、連続8得点を許して5点差とされてしまう。
だが、残り17.4秒でスターターを戻したレイカーズは、最後にデイビスのブロックで逃げ切りに成功。ここ9試合で8つ目の白星をあげた。
レイカーズ(44勝33敗)はデイビスが35得点、18リバウンド、3ブロック、ジェームズが25得点、7リバウンド、9アシスト、ディアンジェロ・ラッセルが18得点、リーブスが16得点を記録している。
一方、球団ワーストの63敗までひとつとなったウィザーズ(15勝62敗)は、ジョーダン・プールが29得点、5アシスト、カイル・クーズマが17得点、12リバウンド、コーリー・キスパートが17得点、トリスタン・ブクチェビッチが15得点、ジャスティン・シャンペニーが13得点、7リバウンドをマークした。
ロード6連戦を終えたレイカーズは4月7日 午前4時30分(現地6日)、カリフォルニア州ロサンゼルスのクリプトドットコム・アリーナでクリーブランド・キャバリアーズと対戦する。