NBAは5月20日(日本時間21日)、2023-2024シーズンのKia NBAオールルーキーチーム(ルーキーベスト5)を発表した。
サンアントニオ・スパーズのビクター・ウェンバンヤマとオクラホマシティ・サンダーのチェット・ホルムグレンがファーストチームに選出されている。両選手は満場一致でファーストチームに選ばれている。
ファーストチームにはそのほか、ブランドン・ミラー(シャーロット・ホーネッツ)、ハイメ・ハケスJr.(マイアミ・ヒート)、ブランディン・ポジェムスキー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)が選出された。
一方、セカンドチームにはデレック・ライブリー二世(ダラス・マーベリックス)、アメン・トンプソン(ヒューストン・ロケッツ)、キヤンテ・ジョージ(ユタ・ジャズ)、ケイソン・ウォレス(サンダー)、GG・ジャクソン二世(メンフィス・グリズリーズ)が選ばれている。
ウェンバンヤマは21日(同22日)に発表されるオールディフェンシブチーム、22日(同23日)に発表されるオールNBAチームに選出される可能性もある。
どちらにも選ばれた場合、新人では同じくドラフト全体1位指名だったスパーズのセンター、1990年のデイビッド・ロビンソンと1998年のティム・ダンカン以来となる。
新人でオールディフェンシブチームに選出されたのは、ダンカンとロビンソンのほか、ワシントン・ブレッツのマヌート・ボル(1986年)、ロケッツのアキーム・オラジュワン(1985年)、ミルウォーキー・バックスのカリーム・アブドゥル・ジャバー(1970年)の計5名だ。
一方、新人でオールNBAチーム選出となれば史上22人目となる。ただ、ここ45シーズンで達成したのは4名のみ。ダンカン、ロビンソン、シカゴ・ブルズのマイケル・ジョーダン(1985年)、そしてボストン・セルティックスのラリー・バード(1980年)だ。
投票はファーストチーム票が2ポイント、セカンドチーム票が1ポイント。投票結果は以下のとおり。
原文:Victor Wembanyama, Chet Holmgren headline 2023-24 Kia NBA All-Rookie teams(抄訳)
翻訳:坂東実藍