11月10日(日本時間11日)、ワシントン・ウィザーズのウェス・アンセルドJr.ヘッドコーチが八村塁について言及した。合流の見通しはまだ立っていないと明かしている。
個人的な理由でトレーニングキャンプの開始から不在だった八村は、プレシーズン中にワシントンに戻ってから個人練習を進めている。ウェス・アンセルドJr.ヘッドコーチは先週、「コンディションを仕上げつつ、状態をチェックして、(チーム練習に)合流してもらう」と話していた。
だがこの日、コーチ陣との1対1の練習から次の段階に進んでいるか問われると、アンセルドHCは「まだだ」と答えている。
「引き続き、チームの練習施設でトレーニングを行なっている。先日もチーム練習の時間帯にウェイトトレーニングをやっていた。まだ(合流の)見通しは立っていない」。
アンセルドHCは「まずコンディションを万全にすることが第一。そこから進めていく」と続けた。
「ビデオ、プレイブックを使ってのディフェンスの戦術の一部を学んでいる。一気にすべてを覚えさせようとして圧倒させたくない。戦術などについて結構話し合っている。彼は試合を見ているので、意見交換もしている。コミュニケーションは常にとっている」。
ウィザーズは同日のクリーブランド・キャバリアーズ戦で97-94と勝利。3連勝で8勝3敗とした。次戦は13日(同14日)、敵地でオーランド・マジックと対戦する。