ワシントン・ウィザーズの八村塁が3月25日(現地24日)、ウィスコンシン州ミルウォーキーのファイサーブ・フォーラムで行われたミルウォーキー・バックス戦で先発出場した。102-114で敗れている。
八村は23分34秒間のプレイで3ポイントショット3本中0本成功、フィールドゴール11本中5本成功、フリースロー2本中0本成功で10得点をあげた。9試合連続、今季20回目の二桁得点だ。そのほか、7リバウンド(2オフェンシブリバウンド)を記録。パーソナルファウルとターンオーバーはなく、出場時のチームの得失点差を示すプラスマイナスは-15だった。
20日(同19日)のロサンゼルス・レイカーズ戦から3試合連続の先発出場となった八村は、第1クォーター残り10分にコーリー・キスパートのアシストからミドルレンジジャンパーを成功。この日最初のFG試投を決めて初得点をあげると、同7分にもジャンプショットを沈めて4得点とする。
第1Q残り4分31秒、トマシュ・サトランスキーとの交代でベンチに下がった八村は、第2Q残り8分34秒にデニ・アブディヤとの交代で再登場するも、FG試投1本で成功なく、同2分5秒にアンソニー・ギルと交代した。
前半残り19.7秒に再びコートインした八村は後半、第3Q残り9分59秒に速攻からダンクを披露。同7分44秒には自身のショットが落ちたところを、オフェンシブリバウンドを拾って押し込む。さらに同4分44秒、ハウル・ネトのアシストからこの日2本目のダンクで二桁得点を達成した。
チームが21点のビハインドを背負った第3Q残り2分43秒、八村はキスパートとの交代でベンチに下がると、その後は第4Qを含めて再出場せず。そのままこの日のプレイを終えている。
ヤニス・アデトクンボが右ひざの痛みにより、ここ3試合で2度目となる欠場となり、クリス・ミドルトンも左手首の痛みで2試合連続欠場と、オールスターの2選手を欠いたバックスとの一戦に臨んだウィザーズだが、一度もリードを奪うことなく敗れた。
第4Q序盤に66-94と28点差をつけられたウィザーズは、残り1分56秒で7点差まで追い上げに成功。だが、ケンテイビアス・コールドウェル・ポープが続くFTを決められず、逆にグレイソン・アレンに3Pを沈められて力尽きた。
ここ9試合で8つ目の黒星を喫したウィザーズは、イシュ・スミスが17得点、7リバウンド、6アシスト、クリスタプス・ポルジンギスが16得点、9リバウンド、コールドウェル・ポープが16得点、デニ・アブディヤが12得点を記録している。
一方のバックスは、ドリュー・ホリデーが24得点、10アシスト、アレンが21得点、パット・カーナトンが16得点、ブルック・ロペスが13得点、ボビー・ポーティスが11得点、12リバウンドをマークした。
ここ12試合で10度目の白星をあげたバックスは、フィラデルフィア・76ers(45勝27敗)とボストン・セルティックス(46勝28敗)に0.5ゲーム差をつけてイースタン・カンファレンスの2位。首位マイアミ・ヒート(47勝26敗)を1ゲーム差で追っている。
ウィザーズ(30勝42敗)は、3月26日(同25日)に敵地でデトロイト・ピストンズと対戦。一方、バックス(46勝27敗)は27日(同26日)、敵地でメンフィス・グリズリーズと対戦する。