フリーエージェント(FA)のザック・ラビーンが、シカゴ・ブルズと再契約に合意したと報じられている。契約内容は、5年2億1520万ドル(約290億5200万円/1ドル=135円で換算)のマックス契約となることが複数の報道により明らかになったと『AP』が伝えている。
『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者によると、この契約の最終年はプレイヤーオプションになるという。
オールスターに2度選出された経験を持つラビーンは、過去5シーズンをブルズで過ごし、直近の2021-22シーズンには1試合平均24.4得点、4.6リバウンド、4.5アシストを記録している。
自身にとってキャリア初の無制限FAとしてこのオフを迎えたラビーンは、FA市場の様子を見ると語っていたが、FA交渉が解禁になって約18時間後には自分の決断を下した。
昨季はラビーンにとって決して楽なシーズンではなかった。シーズン序盤には親指の怪我に見舞われ、その後は左ひざの怪我により、終盤の数か月は出場と欠場を繰り返した。ひざの怪我は頻繁に治療を必要とし、最終的には5月に関節鏡手術を受けている。