3月29日(日本時間30日)、オレゴン州ポートランドのモダ・センターで行われたサクラメント・キングス対ポートランド・トレイルブレイザーズの一戦は、120-80でキングスが勝利した。
デイミアン・リラード、ユスフ・ヌルキッチ、アンファニー・サイモンズ、ジェレミー・グラントと主力が負傷欠場し、起用したのが7選手だけだったブレイザーズを相手に、4点リードで前半を終えたキングスは後半、70-34と圧倒して白星をあげている。
キングス(46勝30敗)はマリーク・モンクが19得点、6リバウンド、6アシスト、ディアロン・フォックスが18得点、6アシスト、ケビン・ハーターが17得点、ドマンタス・サボニスが15得点、12リバウンド、キーガン・マレーが13得点、5リバウンドを記録した。
NBA史上最長、昨季までのNBA、NFL、NHL、MLBで最長となる16シーズン連続でプレイオフ不出場だったキングスは、2006年以来となるポストシーズン進出が決定。当時8歳だった2017年ドラフト指名のフォックスは「もっと大きなことを成し遂げたいけど、16年だ。長かった」と話している。
フォックスは「このチームはもっと大きな目標のために戦っている。それは間違いない」と述べた。
「僕たちはそれができるだけのチームだと思う。もっと向上を続けられると分かっている」
ハリソン・バーンズは「アリーナに通い続け、毎年打ちひしがれ、フラストレーションを感じ、失望しながらも、ずっと支えてくれた」と話している。
「ようやくこの瞬間を迎えてもらうことができた。これがすべてだ」
マイク・ブラウン・ヘッドコーチは「選手たちは興奮しているよ」と喜んだ。
「今夜の自分たちの戦いぶり、そしてここまで成し遂げてきたことに、彼らは興奮している。でも同時に、どんなことも軽く見ていないが、彼らはもっと期待しているんだ」
一方、4連敗となったブレイザーズ(32勝44敗)は、シェイドン・シャープが30得点、7リバウンド、7アシスト、ケビン・ノックス二世が12得点、12リバウンド、ジャバリ・ウォーカーが12得点、5リバウンド、ナシール・リトルが10得点、ドリュー・ユーバンクスが5得点、11リバウンド、5アシストをマークしている。