ライジングスターズMVPのケイド・カニングハム「純粋な試合で楽しかった」|NBAオールスター2022

2022-02-19
読了時間 約2分
NBA Entertainment

2月18日(日本時間19日)、オハイオ州クリーブランドのロケット・モーゲージ・フィールドハウスでNBAオールスター2022のCLOROXライジングスターズが行われ、優勝した「チーム・バリー」のケイド・カニングハム(デトロイト・ピストンズ)がMVPに選ばれた。

「チーム・ペイトン」と対戦した第1試合で、カニングハムは3ポイントショット4本中2本成功を含むフィールドゴール10本中5本成功と13得点をマーク。エバン・モーブリーの3本のダンクやアイザック・オコーロのダンクをアシストするなど、6アシスト、5リバウンド、1スティール、2ブロックも記録して勝利に貢献した。

「チーム・アイザイア」と対戦した第2試合では、21-20と1点をリードしていた試合終盤、勝利に王手をかける3Pを沈める。さらに、アイザイア・スチュワートが失ったボールをスティールして攻撃につなげると、優勝を決めるプレイをお膳立てした。ドライブからカニングハムがパスを出し、これを受けたフランツ・バグナーがファウルされて獲得したフリースローを決めてチームは優勝している。

カニングハムは決勝戦で3P2本中1本成功を含むFG3本中2本成功の5得点、2リバウンド、3アシスト、1スティールを記録。2試合合計では3P6本中3本成功を含むFG13本中7本成功の18得点、7リバウンド、9アシスト、2スティール、2ブロックという数字を残してMVPに輝いた。

イベント後、カニングハムが報道陣の質疑に応じた。


本当の競争だった。才能ある選手たちがたくさんいたね。それで純粋な試合になったと思う。みんなが守備をしない、よくあるオールスターゲームみたいじゃなかった。みんな必死だったよ。楽しかった。

――来年もこのフォーマットを続けるべき?

そうだね。とても良いフォーマットだと思う。僕は好きだよ。

Scroll to Continue with Content

――デトロイトから若い3選手が出場した。

多くを意味していると思う。若い主軸がいるということだ。一緒に成長し、お互いに学ぶ。これからたくさん大きなことが待っているのは確かだと思う。

――今季何度かエバン・モーブリーと対戦したが、今夜の試合で彼と一緒のチームになり、彼と練習してどうだったか。彼の際立っているところは?

彼は一流だよ。本当にたくさんのことができる。素晴らしい選手さ。だから彼と一緒にプレイし、オールスターウィークエンドというステージを共有できたのは、すごく楽しかった。どちらがMVPでもおかしくなかったと思う。地元のファンの前で勝てたのは、彼にとって大きな意味があったはずだ。


2021年のNBAドラフトでピストンズに全体1位で指名された新人カニングハムは、今季の44試合に出場(全試合先発)。平均31.8分間のプレイで15.7得点(FG成功率39.4%、3P成功率32.7%、FT成功率85.6%)、5.5リバウンド、5.2アシスト、1.3スティールを記録している。

1試合目ボックススコア

2試合目(決勝)ボックススコア