4月8日(現地時間7日)、ロサンゼルス・レイカーズの八村塁が、カリフォルニア州ロサンゼルスのクリプトドットコム・アリーナで行われたフェニックス・サンズ戦で途中出場し、11得点を記録した。チームは121-107で勝利している。
八村は22分47秒間のプレイで3ポイントショット1本成功を含むフィールドゴール8本中5本成功の11得点(フリースロー試投なし)。そのほか、5リバウンド、2アシストをマークしている。ターンオーバーとパーソナルファウルはなく、出場時のチームの得失点差を示すプラスマイナスは+17だった。
第1クォーター残り4分30秒、ジャレット・バンダービルトとの交代でコートインした八村は、同2分48秒にドライブからのリバースレイアップでこの日初得点をマークする。
八村は第2Q残り11分6秒、ディフェンシブリバウンドを拾って素早く攻撃につなげると、レブロン・ジェームズのダンクをアシスト。同9分41秒にはオースティン・リーブスの3Pをお膳立てする。同7分56秒に八村はトロイ・ブラウンJr.と代わってベンチに下がり、前半のプレイを終えた。
後半、第3Q残り5分32秒にジェームズとの交代で再登場した八村は、同1分39秒にリーブスのアシストで3Pを沈める。
八村は第4Q残り8分16秒、ドライブからレイアップを沈めると、同6分8秒にはデイビスの3Pが外れたところをタップイン。同4分39秒にもブラウンJr.のダンクが外れたところをプットバックダンクでフォローする。2試合ぶり、ここ4試合で3回目の二桁得点を達成した八村は、同3分19秒にジェームズと代わってベンチに下がり、この日のプレイを終えた。
第4Q序盤にタイスコアだった試合は、レイカーズがここからジェームズの7得点と八村の4得点など、13-2のランでサンズを突き放し、ここ10試合で8つ目の白星を手にしている。
レイカーズ(42勝39敗)はディアンジェロ・ラッセルが24得点、リーブスが22得点、5アシスト、マリーク・ビーズリーが21得点、ジェームズが16得点、6リバウンド、6アシスト、デイビスが14得点、21リバウンドを記録した。
ウェスタン・カンファレンス7位のレイカーズは、6位ロサンゼルス・クリッパーズを0.5ゲーム差、5位ゴールデンステイト・ウォリアーズを1ゲーム差で追っている。また、8位ニューオーリンズ・ペリカンズとは同率。10位ミネソタ・ティンバーウルブズとのゲーム差は1.5とした。
残り2試合のクリッパーズとウルブズは9日(現地8日)にそれぞれポートランド・トレイルブレイザーズ、サンアントニオ・スパーズと対戦する。なお、レイカーズはウォリアーズ、ペリカンズとのタイブレイカーを保持。一方、クリッパーズとウルブズにはタイブレイカーを保持されている。
ウェスト第4シード確定でケビン・デュラント、デビン・ブッカー、クリス・ポール、ディアンドレ・エイトンと主力たちを休ませたサンズ(45勝36敗)は、トーリー・クレッグが18得点、6リバウンド、ジョック・ランデールが17得点、10リバウンド、ジョシュ・オコーギーが16得点、6リバウンド、キャメロン・ペインが13得点、テレンス・ロスが10得点、6アシストをマークした。
レイカーズは4月10日 午前4時30分(現地9日)、レギュラーシーズン最終戦でユタ・ジャズと再びクリプトドットコム・アリーナで対戦する。