3月26日（現地時間25日）、ブルックリン・ネッツの渡邊雄太が、フロリダ州マイアミのマイアミ・デイド・アリーナで行われたマイアミ・ヒート戦で途中出場し、3得点を記録した。チームは129-100で勝利している。
5試合連続の途中出場となった渡邊は5分44秒間のプレイで3ポイントショット2本中1本成功を含むフィールドゴール3本中1本成功の3得点（フリースロー試投なし）。ターンオーバーはなく、パーソナルファウルは1、出場時のチームの得失点差を示すプラスマイナスは-1だった。
渡邊は第2クォーター残り10分34秒にロイス・オニールとの交代でコートインし、同7分40秒までの2分54秒間出場。FG試投などはなく、前半のプレイを終える。
後半に入り、チームが27点と大差をつけて迎えた第4Q残り2分50秒、渡邊はミケル・ブリッジズとの交代で再登場。同2分4秒、ドゥルー・スミスのアシストで右ウィングから3Pを沈め、この日初得点をマークした。
渡邊は残り1分29秒にドライブからレイアップを放つが、これは決まらず。同34.8秒の左ウィングからの3Pもリングに嫌われると、そのままコートで試合終了を迎えている。
第2Qに一時14点のビハインドを背負ったネッツだが、その後の14分間で54-24とヒートを圧倒。後半開始からの31-6のランなどで一時32点差をつけると、後半のヒートを31得点に抑えて6試合ぶりに白星を手にした。
連敗を5で止めたネッツ（39勝34敗）は、ブリッジズが27得点、7アシスト、キャメロン・ジョンソンが23得点、スペンサー・ディンウィディーが15得点、7リバウンド、9アシスト、ニック・クラクストンが14得点、10リバウンド、3ブロック、ドリアン・フィニー・スミスが12得点、6リバウンド、エドモンド・サムナーが12得点を記録している。
一方、3連勝を逃したヒート（40勝34敗）は、マックス・ストゥルースが23得点、5リバウンド、タイラー・ヒーローが23得点、ジミー・バトラーが18得点、5アシスト、バム・アデバヨが16得点、7リバウンドをマークした。
プレイオフ進出が決まる6位と、プレイイン・トーナメントに回る7位の座を競っているネッツとヒートだが、この日の勝利でネッツがヒートに0.5ゲーム差の6位に浮上。さらに今季のシリーズで3勝0敗とし、タイブレーカーを手にしている。
ネッツは3月27日 午前7時（現地26日）にフロリダ州オーランドのアムウェイ・センターでオーランド・マジックと対戦する。