日本時間11月30日深夜(12月1日未明)、FIFAワールドカップ・カタール2022のグループステージ、グループCとグループDの最終第3節4試合が行われ、オーストラリア、チュニジア、アルゼンチン、メキシコがそれぞれ勝利した。
この結果をもって、アルゼンチン、ポーランド、オーストラリアがノックアウトステージ(決勝トーナメント)進出を決めた。なお、第2節を終えた時点で決勝トーナメント進出を確定させていたフランスは、この日は主力を温存するターンオーバー策に出たこともあってチュニジアに0-1で敗れたものの、グループ首位通過を果たしている。
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最終順位は、C組が1位アルゼンチン、2位ポーランド、3位メキシコ、4位サウジアラビア。D組は1位フランス、2位オーストラリア、3位チュニジア、4位デンマーク。
24時(1日0時)開始のオーストラリア対デンマークは、後半15分、マシュー・レッキーのゴールで奪った1点を守り抜いたオーストラリアが勝利した。2勝1敗の勝ち点6としたオーストラリアは、D組2位でグループステージ突破となり、2006年以来2度目の決勝トーナメント進出となった。敗れたデンマークは2敗1分けの勝ち点1でグループ4位で敗退となった。
同時刻に始まったチュニジア対フランスは、すでに決勝トーナメント進出が決まっていたフランスが大幅にメンバーを入れ替えて参戦。キリアン・エムバペ、アントワーヌ・グリーズマンらを後半途中から起用する主力温存策に出た。
試合は後半13分、チュニジアのワハビ・ハズリが相手守備をこじあげてシュートを流し込んで先制。そのまま逃げ切った。
フランスは最終戦に敗れたものの2勝1敗の勝ち点6、得失点差+3とオーストラリア(-1)を上回り、グループ首位を維持した。チュニジアは1勝1敗1分の勝ち点4でグループ3位で敗退となった。
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28時(1日4時)に始まったポーランド対アルゼンチンは、終始アルゼンチンが押し込む展開となるも、前半はメッシのPK失敗などでスコアレスに。後半開始直後にマック・アリスターのゴールで先制すると、後半22分にもフリアン・アルバレスのゴールも続いてアルゼンチンが2-0で完勝した。2勝1敗の勝ち点6としたアルゼンチンはグループC首位通過を決め、2006年以降5大会連続の決勝トーナメント進出となった。
一方、1勝1敗1分の勝ち点4としたポーランドは、同時刻に始まったサウジアラビア対メキシコの結果次第という状況に。結局、後半に2ゴールをあげて2-0としていたメキシコが後半アディショナルタイムにサウジアラビアに1点を許して2-1の勝利となり、総得失点差でポーランドがメキシコを1点上回ったため、ポーランドがグループC2位で決勝トーナメント進出、メキシコは3位で敗退となった。
この2組の決勝トーナメント1回戦は、12月3日(土)28時からアルゼンチン対オーストラリア、4日(日)24時からフランス対ポーランドが行われる。
カタールW杯は、1日深夜(2日未明)、グループEとFの最終第3節が行われる。注目の日本対スペインは28時(2日午前4時)キックオフ予定だ。
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大会展望&注目国の戦力分析
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