11月29日、FIFAワールドカップ・カタール2022のグループAとBの最終第3節が行われ、両組の順位が確定した。A組は1位オランダ、2位セネガル、B組は1位イングランド、2位アメリカとなり、この4チームがノックアウトステージ（決勝トーナメント）進出を決めた。エクアドル、カタール、イラン、ウェールズは敗退となった。
24時に始まったオランダ対カタールは、オランダがコーディ・ガクポの3試合連続先制ゴールなどで2-0で勝利。2勝1分けの勝ち点7でA組首位をキープし、グループ首位通過を決めた。
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開催国のカタールは3連敗で大会を去ることとなった。ホスト国のグループステージ全敗は史上初。
同時刻に行われたエクアドル対セネガルの試合は、前半終了間際にPKで1点を先制したセネガルが後半に同点とされながらも直後に勝ち越し弾を決めて辛勝。2勝1敗の勝ち点6でグループ2位に浮上し、決勝トーナメント進出を果たした。
28時から行われたウェールズ対イングランドは、イングランドがマーカス・ラッシュフォードの2ゴールなどで3-0で快勝。2勝1分けの勝ち点7でB組首位通過を果たした。イングランドのグループ首位通過は2006年大会以来。
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イラン対アメリカは、前半にクリスチャン・プリシッチがあげた虎の子の1点を守り抜いたアメリカが勝利し、1勝2分けの勝ち点5でB組2位に浮上。アメリカは出場した大会では3大会連続となる決勝トーナメント進出を決めた（2010、2014年に続く。2018年は不出場）。
イランは出場6大会連続のグループステージ敗退となり、またしても決勝トーナメント進出はおあずけとなった。
この日の結果により、A組1位のオランダとB組2位のアメリカ、B組1位のイングランドとA組2位のセネガルがラウンド・オブ・16（決勝トーナメント1回戦）で対戦することが決まった。
12月3日（土）24時 オランダ対アメリカ
12月4日（日）28時 セネガル対イングランド
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