サッカー日本代表・三笘薫はどんな選手?|海外の反応やブライトンでの活躍は

2022-11-09
読了時間 約2分
(Getty Images)

11月20日から中東・カタールでサッカーのワールドカップ(FIFA W杯2022)が行われる。ここでは、日本代表の一員として世界に挑む選手たちのプロフィールを紹介する。

三笘薫はどんな選手? 

名前:三笘 薫(みとま かおる)
生年月日:1997年5月20日
年齢:25歳
身長:178cm
出身地:神奈川県川崎市
ポジション:FW/MF
所属クラブ:ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(イングランド)

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三笘薫の特徴は日本人選手最高とも称されるドリブルにある。独特なボールタッチや一瞬の加速で対峙するDFを抜き去るプレーが最大の武器。チャンスメイクのみならず、得点やアシストといった数字を残せる部分も、並のドリブラーと一線を画す三笘の持ち味だ。主に左ウイングを主戦場としているが、今シーズンは所属するクラブで右サイドでのプレーも披露。先発からでも、ジョーカーとしての起用でも自身の強みを発揮できる点から、監督にとって使いやすいピースとも言える。

神奈川県川崎市出身。東京ヴェルディスクール、さぎぬまSCでサッカーに親しんだ後、川崎フロンターレの門を叩いた。U-10からU-18まで順調にステップアップを果たすが、高校卒業後の進路はトップチームではなく、筑波大学。4年の時を経て、プロとして川崎Fに帰還すると、J1新人記録に並ぶ13得点を記録しベストイレブンにも選出された。その後はブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCにステップアップ。ユニオン・サンジロワーズへ1年間のレンタル移籍で経験を積み、今シーズンからブライトンでプレーしている。

今シーズンの活躍

ブライトンに復帰し、第2節ニューカッスル戦で待望のプレミアリーグデビューを飾った。序盤は途中出場がメインだったが、第14節のチェルシー戦で初スタメン。得意のドリブルから初アシストも記録した。続く第15節もスタメン出場し、ヘディングで初得点を記録している。

日本代表としては6月シリーズの全4試合に出場し2得点。9月23日のアメリカ戦でもドリブルからゴールを奪った。

海外での評価

三笘は今、最も評価の高い日本人の一人だと言える。とはいえ、海外初挑戦となったユニオン時代は本来のポジションではないウイングバックで起用されるなど苦戦。徐々に適応していくと、最終的には全大会で29試合8ゴール4アシストを記録。ブライトンへのレンタルバックを勝ち取った。

イングランドでは「ベルギーから来た日本人」であり、決して大きな注目を集めていたわけではない。事実、出場機会は限定的で、途中出場から見せるわずかなプレーに一部のファンが才能を認める程度だった。そんな評価が一変したのは初スタメン、初アシストを記録したチェルシー戦だ。続くウォルヴァーハンプトン戦では初ゴールを含む全3得点に絡むパフォーマンスを見せた。

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地元メディア『サセックス・ライブ』はこの日のプレーを「力強いヘディングで初ゴールを奪い、対峙するDFを退場させた。常に脅威であり、ウルブズ(対戦相手の愛称)は全く対処できていなかった」と評価。チームトップの9点を与えた。日本でもプレー経験を持つゲーリー・リネカー氏は『マッチ・オブ・ザ・デイ』で三笘に対し、「大変素晴らしいサッカーの選手です」と日本語で賛辞を送っている。


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