11月20日から中東・カタールでサッカーのワールドカップ（FIFA W杯2022）が行われる。ここでは、日本代表の一員として世界に挑む選手たちのプロフィールを紹介する。
伊東純也はどんな選手？
名前：伊東 純也（いとう じゅんや）
生年月日：1993年3月9日
年齢：29歳
身長：176cm
出身地：神奈川県横須賀市
ポジション：FW/MF
所属クラブ：スタッド・ランス（フランス）
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29歳にしてW杯初出場。遅咲きではあるが、日本代表で最も計算できるサイドアタッカーがこの伊東純也だ。快足を生かしたドリブル突破や抜け出し、右足から放たれる正確なクロスがストロングポイント。そのスピードは前線からのプレスやカバーリングにも生かされており、攻守の両局面でチームに大きく貢献できる選手でもある。アジア最終予選で出場停止を除く全試合に出場したことからも、森保一監督の信頼は厚い。
日本代表の多くの選手とは異なり、エリート街道とは反対の少年時代を送ってきた選手だ。鴨居SC、横須賀シーガルズ、神奈川県立逗葉高と高校時代までは無名の選手。神奈川大学で頭角を現すと、ヴァンフォーレ甲府への加入を勝ち取った。柏レイソルに移籍してからはリーグ屈指のサイドアタッカーに成長。2018シーズン終了後にKRCヘンクに移籍し、21/22シーズンにはアシスト王に輝いた。今シーズンはフランスのスタッド・ランスに活躍の場を移している。
今シーズンの活躍
開幕の早いベルギーリーグで1試合に出場した後、スタッド・ランスに完全移籍で加入。すぐさまポジションをつかんだ。序盤は2トップの一角で起用され、3試合目のリヨン戦で初ゴール。第9節のトロワ戦では1ゴール1アシストの活躍も見せた。日本代表では6月シリーズで3試合1アシスト、9月の親善試合で2試合に出場。多くのプレータイムを得ている主力選手の一人だ。
海外での評価
ヘンク時代はアシスト王に輝くなど、リーグを代表するサイドアタッカーとして高い評価を受けていた。特に20/21シーズン、21/22シーズンはそれぞれ10ゴール12アシスト、8ゴール15アシストと素晴らしいスタッツを残した。
その伊東を獲得するために、スタッド・ランスが推定13億円以上とも報道される移籍金、2026年までの長期契約を用意したことがそのまま彼の評価を表している。クラブ公式サイトでは伊東のことを「ウルトラコンプリートウインガー」と紹介。「創造的で決定的。どちらのサイドでも1対1で勝利することができる」と付け加えた。
その期待に応え、移籍後間もない開幕戦と出場停止を除く全試合に出場。第14節までに4ゴール1アシストの成績を残している。
カタールW杯 大会展望＆注目国の戦力分析
大会展望｜日本｜ブラジル｜フランス｜ドイツ｜スペイン｜コスタリカ｜イングランド｜オランダ｜クロアチア｜ベルギー｜韓国｜カナダ
日本代表 選手名鑑
浅野拓磨｜板倉滉｜伊東純也｜伊藤洋輝｜上田綺世｜遠藤航｜鎌田大地｜川島永嗣｜久保建英｜権田修一｜酒井宏樹｜柴崎岳｜シュミット・ダニエル｜相馬勇紀｜田中碧｜谷口彰悟｜堂安律｜冨安健洋｜長友佑都｜前田大然｜町野修斗｜三笘薫｜南野拓実｜守田英正｜吉田麻也｜山根視来
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