FIFAワールドカップ・カタール2022は、12月9~10日(日本時間10~11日)に準々決勝4試合を終え、準決勝に進む4チームが出揃った。
ベスト4に残ったのは、クロアチア(FIFAランキング12位)、アルゼンチン(同3位)、モロッコ(同22位)、フランス(同4位)の4か国。ブラジル(同1位)、オランダ(同8位)、ポルトガル(同9位)、イングランド(同5位)は準々決勝で敗退となった。準決勝は13~14日(同14~15日)に行われる。
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9日(同10日)に行われたクロアチア対ブラジルは、延長戦まで120分を戦い終えてネイマール(ブラジル)とブルーノ・ペトコヴィッチ(クロアチア)のゴールで1-1の同点。PK戦を4-2で制したクロアチアがFIFAランキング1位の優勝候補を打ち破った。
続いて行われたオランダ対アルゼンチンの一戦も、延長戦を終えて2-2の同点となり、勝負はPK戦へ突入。4-3でアルゼンチンが勝負を制し、クロアチアとの準決勝へ駒を進めた。
試合はアルゼンチンがナウエル・モリーナの先制ゴールと後半28分のリオネル・メッシのPKで2点をリードするも、オランダもそこからボウト・ベグホルストが後半38分と後半アディショナルタイムにゴールを決めて同点に追いつくという手に汗握る展開に。PK戦も、最初の2人が失敗したオランダが3人目から全員成功させて3-3と接戦に持ち込むも、最後はアルゼンチンの5人目のキッカー、ラウタロ・マルティネスが豪快にゴール左隅に蹴り込んで勝負を決めた。
翌10日(同11日)には、モロッコ対ポルトガルが行われ、前半終了間際にユセフ・エン・ネシリのゴールで先制したモロッコがそのまま1-0の接戦を制した。モロッコはアフリカ勢として初のベスト4進出。ポルトガルのクリスティアーノ・ロナウドは決勝トーナメント通算8試合目にしてまたしても無得点に終わり、無念の敗退となった。
続いて行われたイングランド対フランスは、前半17分にオーレリアン・チュアメニのミドルシュートでフランスが先制。後半9分にはハリー・ケインがPKを叩き込み、ウェイン・ルーニーに並ぶイングランド代表史上最多タイとなる国際Aをマッチ通算53ゴール目をあげてイングランドが同点に追いつく。だが、フランスは後半33分にオリヴィエ・ジルーが左サイドからのセンタリングに頭で合わせて勝ち越しゴールを決め、そのまま逃げ切った。
モロッコとの準決勝に臨む前回大会王者のフランスは、2大会連続・通算7度目のベスト4進出となった。
準決勝は13日(同14日)にアルゼンチン対クロアチア、14日(同15日)にフランス対モロッコが行われる。
FIFAワールドカップ・カタール2022 準決勝以降の日程
12月13日(火)28時(14日 午前4時)キックオフ
アルゼンチン対クロアチア
12月14日(水)28時(15日 午前4時)キックオフ
フランス対モロッコ
12月17日(土)24時(18日 午前0時)キックオフ
3位決定戦
12月18日(日)24時(19日 午前0時)キックオフ
決勝戦
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大会展望&注目国の戦力分析
大会展望|日本|ブラジル|フランス|ドイツ|スペイン|コスタリカ|イングランド|オランダ|クロアチア|ベルギー|韓国|カナダ
日本代表 選手名鑑
浅野拓磨|板倉滉|伊東純也|伊藤洋輝|上田綺世|遠藤航|鎌田大地|川島永嗣|久保建英|権田修一|酒井宏樹|柴崎岳|シュミット・ダニエル|相馬勇紀|田中碧|谷口彰悟|堂安律|冨安健洋|長友佑都|前田大然|町野修斗|三笘薫|南野拓実|守田英正|吉田麻也|山根視来
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