4年に1度アジアの頂点を決める戦い『AFCアジアカップ』が2023年大会で18回目の開催を迎える。今大会は2024年1月から2月にかけてカタールで開催され、ホスト国の連覇で幕を閉じた。
ここでは、歴代の優勝&準優勝国についてまとめる。
アジアカップ歴代優勝&準優勝国一覧
年度 | 開催地 | 優勝 | 準優勝 | 3位 |
---|---|---|---|---|
1956 | 香港 | 韓国 | イスラエル | 香港 |
1960 | 韓国 | 韓国 | イスラエル | 中華民国 |
1964 | イスラエル | イスラエル | インド | 韓国 |
1968 | イラン | イラン | ビルマ | イスラエル |
1972 | タイ | イラン | 韓国 | タイ |
1976 | イラン | イラン | クウェート | 中国 |
1980 | クウェート | クウェート | 韓国 | イラン |
1984 | シンガポール | サウジアラビア | 中国 | クウェート |
1988 | カタール | サウジアラビア | 韓国 | イラン |
1992 | 日本 | 日本 | サウジアラビア | 中国 |
1996 | UAE | サウジアラビア | UAE | イラン |
2000 | レバノン | 日本 |
サウジアラビア |
韓国 |
2004 | 中国 | 日本 | 中国 | イラン |
2007 | インドネシア マレーシア タイ ベトナム |
イラク | サウジアラビア | 韓国 |
2011 | カタール | 日本 | オーストラリア | 韓国 |
2015 | オーストラリア | オーストラリア | 韓国 | UAE |
2019 | UAE | カタール | 日本 | UAE/イラン |
2023 | カタール | カタール | ヨルダン | 韓国/イラン |
アジアカップ優勝回数ランキング
順位 | 国 | 優勝 回数 |
優勝年 |
---|---|---|---|
1 | 日本 | 4 | 1992、2000、2004、2011 |
2 | イラン | 3 | 1968、1972、1976 |
- | サウジアラビア | 3 | 1984、1988、1996 |
4 | カタール | 2 | 2019、2023 |
- | 韓国 | 2 | 1956、1960 |
5 | オーストラリア | 1 | 2015 |
- | イラク | 1 | 2007 |
- | クウェート | 1 | 1980 |
- | イスラエル | 1 | 1964 |
アジアカップとは
アジアカップは、アジアサッカー連盟(AFC)が主催するナショナルチームによるサッカーの大陸選手権大会であり、4年に1度のアジアの頂点を決める大会である。
アジアカップの歴史
アジアカップで最も優勝を収めているチームは4度の優勝を誇る日本だ。1992年大会で初優勝を収めると、2000年、2004年、2011年において優勝を成し遂げた。特に、2011年大会決勝オーストラリア戦の劇的勝利は12年経った今でもサッカーファンの記憶に大いに刻まれているはずだ。
2番目に多く優勝を収めているチームは、それぞれ3度の優勝経験を持つイランとサウジアラビアの2か国だ。イランは、1968年、1972年、1976年において3大会連続で優勝を収めた。大会三連覇の記録は今もなお破られていない。
サウジアラビアは、1984年、1988年、1996年大会において優勝を収めた。また、優勝こそ逃したが、1992年、2000年大会には準優勝を収めており、5大会連続で決勝進出を果たしている。この頃のサウジアラビアはまさに『アジア史上最強』と言ってもおかしくないだろう。
3番目に優勝を収めているチームは、2度大会を制しているカタールと韓国だ。カタールは直近の2019、2023年大会を連覇し、アジアの強豪として近年大きく力をつけてきている。
韓国は、アジアカップ創設年の1956年と続く1960年に連覇を果たしている。優勝こそこの2度にとどまっているが、ベスト4進出は11度を誇り、この記録はアジア最多。毎大会安定した成績を収めている韓国は、ここ数年実力を上げており、2023年大会でも優勝候補の一角と目されていたが、惜しくも準決勝でヨルダンに敗れた。