AFCアジアカップ2023に出場している日本代表は、決勝トーナメント進出を決めるために勝利が必要という状況でグループステージ最終節に臨むこととなった。
日本はグループDの第2節、組織的で規律のとれたイラク代表に1-2で敗れた。今大会の衝撃となった黒星で、日本のグループ首位通過の可能性は消滅している。
最終節で対戦するインドネシアは、第2節でベトナムを下し、2007年大会以来となる白星をあげた相手だ。そのインドネシアとの一戦で、日本は再び勝利の道に戻ることを目指す。
ここでは、日本とインドネシアの一戦に関するチーム情報や勝敗予想をまとめる。
日本vsインドネシアのチーム情報
日本はイラク戦で久保建英と浅野拓磨が先発出場したが、それぞれ60分過ぎに交代している。インドネシア戦ではスタメンから外れるかもしれない。
日本の後押しとなるのは、イラク戦の後半に冨安健洋が復帰したことだ。インドネシア戦では谷口彰悟に代わり、冨安が最終ラインのスタメンに戻る可能性が高いだろう。
一方、インドネシアはベトナム戦で先発を2人変更した。特にサンディ・ウォルシュは5バックで良いパフォーマンスを披露しており、直近のケガが影響なければ、日本戦もスタメンの座を保つはずだ。
GKエルナンド・アリはベトナム戦で堅実なパフォーマンスを見せ、無失点を保った。だが今回は、落胆の前節から巻き返しを図る日本のスターぞろいの攻撃陣を相手に、厳しい試練に臨むこととなるだろう。
日本vsインドネシアの勝敗予想
日本とインドネシアの対戦は、1989年のワールドカップ予選以来。通算成績では8勝と日本が上回っている。
前回の対戦以降、日本は大きく飛躍し、今ではアジアのトップクラスだ。イラク戦のように苦しんで敗れたばかりでも、大半の試合で有利と見なされる。
ただ、イラク戦は日本を倒す方法を示した。森保一監督率いる日本は、フィジカルなイラクに苦しめられ、速いカウンターにやられたのだ。
インドネシアが再び衝撃的な結果を残すには、日本はあまりにクオリティーが高いチームだろう。だが、日本が勝つという保証があるわけではない。
日本vsインドネシアの試合情報
試合はアル・トゥマーマ・スタジアムで開催される。
キックオフは日本時間の1月24日20:30。同じ時間帯にグループDのもう1試合も行われる。
日本はすでに今大会でアル・トゥマーマ・スタジアムでの試合を経験しており、初戦でベトナムに4-2で勝利した。
※この記事はスポーティングニュース国際版の記事を翻訳し、日本向けに一部編集を加えたものとなります。
翻訳：坂東実藍
編集：スポーティングニュース日本版編集部