コンテ退任のトッテナム、次期監督候補たちのオッズは？ ポチェッティーノも有力候補か

今季もタイトルを獲得できなかったトッテナムで、また監督が去ることになった。

チャンピオンズリーグ敗退と、プレミアリーグのサウサンプトン戦での衝撃のドロー劇を経て、アントニオ・コンテ監督が3月26日（日本時間27日）に相互合意に基づいて退団することが決まったのだ。

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シーズン終了まではクリスティアン・ステッリーニが暫定で指揮を執るが、トッテナムは長期的な理想の後任を探しており、ステッリーニが今季終了後も指揮権を保つことはないと見られる。

コンテの後任候補は、すでに何人かの名前があがっている。ブックメーカーはすぐにオッズを評価した。

『スポーティングニュース』は、早々にトッテナムの次期監督候補に挙がった面々に注目している。

トッテナム次期監督のオッズ

直近のオッズでコンテの後任となるトッテナムの次期監督候補として有力視されていたのが、元トッテナム監督のマウリシオ・ポチェッティーノと、前日バイエルン・ミュンヘンで監督を解任されたばかりのユリアン・ナーゲルスマンだ。

オッズは2023年3月24日時点

有力候補には以下のような指揮官たちがいる。

アンジェ・ポステコグルー — 12/1

現在好調のセルティックを率いるオーストラリア人監督のポステコグルーは、以前もプレミアリーグの複数クラブとの関連が報じられた。

ポステコグルーはこれまでのキャリアで率いたあらゆるクラブでトロフィーを獲得しており、トッテナムにとって魅力的な案となる。

しかし、57歳のポステコグルーはセルティックで完璧に満足しているようで、再び欧州の舞台での活躍を目指しており、少なくとももう1シーズンはグラスゴーにとどまる考えと見られる。

トーマス・フランク — 8/1

同じプレミアリーグのブレントフォードで素晴らしい成果を残しているデンマーク人指揮官は、多くのチームのレーダーに入っている。

すでにロンドンを拠点としているフランクは、トッテナム監督という仕事のために移住する必要がない。そして手元の戦力を最大限に生かす力を示してきたことは、ダニエル・レビーの耳に心地良いはずだ。

ただ、2022年に新たに長期契約を結んでおり、ブレントフォードはフランクを手放さないと思われる。来季の欧州カップ戦出場の可能性もあり、本人が強引に退任しようとすることもないだろう。

ロベルト・デ・ゼルビ — 11/2

2022-2023シーズンの序盤にブライトンの指揮官になってから、若きイタリア人指揮官はイングランドですぐに頭角を現した。

デ・ゼルビの下でブライトンはプレミアリーグで飛躍しており、すでにリバプール、マンチェスター・ユナイテッド、チェルシーといったクラブに勝利するなど、来季の欧州カップ戦出場権を獲得する真のチャンスを手にしている。

43歳のデ・ゼルビはこれまでサッスオーロやシャフタール・ドネツクで指揮を執り、2021年にシャフタールでウクライナスーパーカップを制した。

マウリシオ・ポチェッティーノ — 7/4

本当にトッテナムが元監督を呼び戻すことはあるだろうか。ブックメーカーたちは、あると考えているようだ。そしてポチェッティーノが真の選択肢とみなされない理由はない。

2021-2022シーズン途中にパリ・サンジェルマンの監督を解任されて以降、アルゼンチン人指揮官は現場から遠ざかっている。パリで指揮を執った期間は短かったが、ポチェッティーノはトッテナムで実現できなかったことを成し遂げた。タイトル獲得だ。パリでは３つのトロフィーを手にしている。

その経験から、トッテナムはポチェッティーノを戻すことに魅力を感じているかもしれない。そして『The Times』によると、ポチェッティーノ本人も復帰に前向きなようだ。

原文：Tottenham next manager odds: Latest updates as Mauricio Pochettino is tipped to replace Antonio Conte at Spurs（抄訳）
翻訳：スポーティングニュース日本版編集部

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