UEFAチャンピオンズリーグ(UCL)の決勝トーナメントでは、2024年に最も期待される試合の数々が行われるだろう。ヨーロッパのベストチームたちが、ロンドンでのファイナルを目指す。
決勝トーナメントはホーム&アウェー方式でラウンド16(1回戦)、準々決勝、準決勝が行われ、ウェンブリー・スタジアムでの決勝戦に至る。
UCL決勝トーナメントはいつ始まるのか。ラウンド16の組み合わせはどうなるのか。『スポーティングニュース』がまとめた。
UEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメントはいつ?
12月中旬から約2か月の中断をはさみ、2023-2024シーズンのUCLは2024年2月のラウンド16で再開される。
ファーストレグは現地時間の2月13日、14日、20日、21日、セカンドレグは3月5日、6日、12日、13日の開催だ。
2021-2022シーズンの前の変更で、アウェーゴールルールはUCLからなくなった。そのため、セカンドレグの90分間を終えて合計スコアが並んだ場合は延長戦に突入し、さらに必要ならPK戦が行われる。
UEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント日程
ラウンド16を終えると、4月に準々決勝が行われる。準決勝は4月末から5月にかけての開催だ。
決勝戦は現地6月1日に行われる。ドイツで開催されるEURO2024(欧州選手権)の開幕戦の13日前だ。
UCL決勝トーナメントの日程は以下のとおり。※現地時間
ラウンド | 日程 |
ラウンド16 | 第1戦:2月13日、14日、20日、21日 第2戦:3月5日、6日、12日、13日 |
準々決勝 | 第1戦:4月9日、10日 第2戦:4月16日、17日 |
準決勝 | 第1戦:4月30日、5月1日 第2戦:5月7日、8日 |
決勝 | 6月1日 |
UEFAチャンピオンズリーグ・ラウンド16(決勝トーナメント1回戦)の組み合わせ
ラウンド16の対戦カードは以下のとおり。※現地時間
対戦カード | 第1戦 | 第2戦 |
ポルト(ポルトガル)対 アーセナル(イングランド) | 2月21日 | 3月12日 |
ナポリ(イタリア)対バルセロナ(スペイン) | 2月21日 | 3月12日 |
パリ・サンジェルマン(フランス対レアル・ソシエダ(スペイン) | 2月14日 | 3月5日 |
インテル(イタリア対アトレティコ・マドリー(スペイン) | 2月20日 | 3月13日 |
PSV(オランダ)対ボルシア・ドルトムント(ドイツ) | 2月20日 | 3月13日 |
ラツィオ(イタリア)対バイエルン・ミュンヘン(ドイツ) | 2月14日 | 3月5日 |
コペンハーゲン(デンマーク)対マンチェスター・シティ(イングランド) | 2月13日 | 3月6日 |
RBライプツィヒ(ドイツ)対レアル・マドリー(スペイン) | 2月13日 | 3月6日 |
2023-2024シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ決勝開催地
2023-24シーズンのUCL決勝はイングランドのウェンブリー・スタジアムで開催される。ウェンブリーでの開催は通算8回目。改修されてから3回目の開催だ。
これまでにウェンブリーでは1963年、1968年、1971年、1978年、1992年、2011年、2013年で欧州カップ戦の決勝が行われてきた。
2011年のUCL決勝では、バルセロナがリオネル・メッシのゴールなどでマンチェスター・ユナイテッドを下して優勝している。
2013年のUCL決勝はバイエルン・ミュンヘンとボルシア・ドルトムントによるドイツ勢対決となり、アリエン・ロッベンが89分に決勝点をあげ、バイエルンが優勝を果たした。
※この記事はスポーティングニュース国際版の記事を翻訳し、日本向けに一部編集を加えたものとなります。
翻訳:坂東実藍
編集:スポーティングニュース日本版編集部