サッカー女子日本代表(なでしこジャパン)が、FIFA女子ワールドカップオーストラリア&ニュージーランド2023決勝トーナメント準々決勝として8月11日(金)にスウェーデン女子代表とイーデン・パーク・スタジアムで対戦する。
ここでは、この試合の日程、放送予定、出場予定選手などをまとめる。
試合概要(日程・対戦カード)
- 大会名:FIFA女子ワールドカップオーストラリア&ニュージーランド2023決勝トーナメント準々決勝
- 対戦カード:女子日本代表(なでしこジャパン)vsスウェーデン女子代表
- 開始時刻:日本時間8月11日(金)16:30キックオフ予定(現地19:30)
- 会場:イーデン・パーク・スタジアム(ニュージーランド・オークランド)
最新FIFAランキング(女子)
- 日本:11位
- スウェーデン:3位
放送予定(テレビ中継・インターネット配信)
この試合のテレビ放送は、NHKで生中継される予定となっている。BS・CSでの生中継の予定はない。
また、インターネット配信サービスでは、FIFA公式ストリーミングサービスの「FIFA+」(フィファプラス)、「NHK+」(エヌエイチケイプラス)で配信される予定となっている。
TVer(ティーバー)、DAZN(ダゾーン)、ABEMA(アベマ)、U-NEXT(ユーネクスト)、Amazon Prime Video(アマゾンプライムビデオ)、SPOTV NOW(スポティービーナウ)といったスポーツ配信実績のあるサービスでの配信予定はない。
放送・配信チャンネル
- テレビ地上波:NHK
- テレビBS/CS:なし
- ネット:FIFA+、NHK+
※試合開催・放送予定は主催者・放送局の都合により変更になる場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
女子日本代表(なでしこジャパン)メンバー一覧
GK
- 山下杏也加(INAC神戸レオネッサ)
- 平尾知佳(アルビレックス新潟レディース)
- 田中桃子(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)
FP
- 熊谷紗希(ASローマ/イタリア)
- 猶本光(三菱重工浦和レッズレディース)
- 田中美南(INAC神戸レオネッサ)
- 三宅史織(INAC神戸レオネッサ)
- 清水梨紗(ウェストハム・ユナイテッド/イングランド)
- 清家貴子(三菱重工浦和レッズレディース)
- 守屋都弥(INAC神戸レオネッサ)
- 長谷川唯(マンチェスター・シティ/イングランド)
- 杉田妃和(ポートランド・ソーンズFC/アメリカ)
- 林穂之香(ウェストハム・ユナイテッド/イングランド)
- 南萌華(ASローマ/イタリア)
- 長野風花(リバプールFC/イングランド)
- 千葉玲海菜(ジェフユナイテッド市原・千葉レディース)
- 植木理子(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)
- 宮澤ひなた(マイナビ仙台レディース)
- 高橋はな(三菱重工浦和レッズレディース)
- 遠藤純(エンジェル・シティFC/アメリカ)
- 石川璃音(三菱重工浦和レッズレディース)
- 藤野あおば(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)
- 浜野まいか(ハンマルビーIF/スウェーデン)
コーチングスタッフ
- 監督:池田太
- コーチ:宮本ともみ
- コーチ:寺口謙介
- フィジカルコーチ:大塚慶輔
- GKコーチ:西入俊浩
見どころ
サッカー女子日本代表は、決勝トーナメント1回戦ノルウェー戦に3-1で勝利した。この結果に伴い、準々決勝進出が決定した。
ノルウェー戦では、ハイボールの対応に苦戦を強いられたものの、足元の技術で大きく上回った。1試合を通して、パスミスは少なく、細かいパス回しで相手を翻弄した。ノルウェー戦でも、ハイプレスからボールを奪い得点を奪ったシーンやカウンターから得点を奪ったシーンなど日本らしい多彩な攻撃で勝利を収めた。
ベスト4を懸けて戦う決勝トーナメント準々決勝の相手は、FIFAランク3位の強豪スウェーデン。決勝トーナメント1回戦では、同ランク1位のアメリカ相手にPK戦の末に勝利を収めた。1試合を通して、攻め込まれる展開が続きながらも粘り強い守備でアメリカの攻撃を凌いだ。スウェーデンもノルウェー同様にフィジカルと高さが持ち味のチームだ。しかし、スウェーデンはロングボールを決して多く蹴るチームではなく、ビルドアップを積極的におこなってくるチームだ。日本のハイプレスが機能すれば、おそらくスウェーデンはロングボールを蹴ってくる。このロングボールのターゲットとなるのが、11番を背負うFWスティーナ・ブラックステニウスだ。同選手は、身体能力が高くキープ力のあるプレイヤーで、攻撃の際にはこの選手が起点となるため注意しなければならない。
FIFAランク上位のスウェーデンが相手とはいえ、「戦術・技術・質」では日本が上回っているため十分に勝ち目はある。東京オリンピックで負けた相手でもあるだけに、日本らしさを大いに発揮し、リベンジを果たしたいところだ。ベスト4進出をかけた戦いに注目だ。