W杯決勝に乱入したプッシー・ライオット、メンバーは3年間「出禁」

2018-07-18
読了時間 約2分

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モスクワで開催されたワールドカップ決勝戦に乱入した活動団体、プッシー・ライオットのメンバー4人が、ロシアの裁判所に15日間の拘置を言い渡された。

決勝戦の後半開始早々、ピッチに乱入したメンバーは、フランスのFWキリアン・エムバペに抱きついたり、クロアチアのデヤン・ロブレンになぎ倒されたりした。試合は、フランスが4対2で勝利している。 

奇抜なコスチュームや過激なデモ活動で悪名高いプッシー・ライオットは、ロシアのプーチン大統領を強く批判し、司法、教育、文化の改革を求めている。

プッシー・ライオットの公式ツイッターアカウントは、メンバーのヴェロニカ・ニクルシナ、オルガ・クラチョワ、ピョートル・ベルズィロフとオルガ・パークトソワが逮捕され、15日間拘置されることを明らかにした。4人のメンバーは、今後3年間、あらゆるスポーツイベントへ入場することも禁止される。

ロシアの警官に扮してルジニキ・スタジアムのピッチに乱入した活動家たちは、スポーツイベントの観戦ルールに違反し、許可なく警察官の制服を着用した容疑に問われている。 

騒動のあと、メンバーのベルズィロフは記者たちに、「警察が人権を侵害していること」に対する抗議のための行動だと述べた。 

クラチョワは、言論の自由を主張し、世界のサッカー運営組織であるFIFAを非難するために、この抗議行動を起こしたと言っている。 

「プロスポーツ選手を混乱させてしまったことは残念だ」クラチョワは語った。 

「残念なことに、FIFAは不公平なゲームに関わっている。FIFAは、弾圧や人権侵害をしている国家元首の友人である」(クラチョワ)。

この乱入により、モスクワでの決勝戦は一時中断されたが、フランスは最後まで冷静さを失うことなく、アントワーヌ・グリーズマン、ポール・ポグバ、エムバペによる3得点と、試合序盤のクロアチア、マリオ・マンジュキッチによるオウンゴールで、ワールドカップ2度目の栄冠をつかんだ。 

原文:Pussy Riot members jailed for World Cup final protest
翻訳:Atsuko Sawada

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